女性社員の起用がカギ、海外駐在員の人材不足、企業の抱える課題とは?
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2020年ダイナミックかつグローバルな人事異動制度「YAP」を導入したヤマハ発動機株式会社。
本記事では、同制度を通じて会社はどのように従業員の能力を見出し高めるのか、また今後期待される成果について解説しております。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人事戦略策定等の参考記事としてお役立てください。
①同社は国境を超えた適材・適所・適時な人材配置を目指し2020年に「YAP(ヤマハ・アサインメント・ポリシー)」を導入しました。これにより日本人が海外に駐在するだけでなく、海外拠点から日本へ、また海外拠点から別の海外拠点への異動が活発になり、グローバルな人材交流がますます拡がっていくことが期待されています。
②YAPの人事異動には、駐在先からのリクエストによるものや従業員の能力の成長を期待する派遣元の意向など、いくつかのパターンがあります。同制度によるグローバルな人材交流を通じて、従業員が自国では経験できないキャリアを積み将来的に自国で必要となるスキルやナレッジを習得する事、さらにそれらの経験を通じて実現する個々の成長が会社全体の成長につながることが期待されています。
③YAPによって、国境をまたぐ異動・転勤が行われた実績はこれまで6か国・9件にのぼります。その中にはインドネシアからオーストラリア、台湾からアメリカなど、海外拠点同士の交流も含まれています。コロナ禍の影響が収束し人の移動が自由になるこれからが、この制度の本番といえるかもしれません。
公開日:2023/06/22
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