「外国人材と共に働く日本人意識調査」企業に求められる対策とは
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参考となる統計調査をご紹介
目次
大手企業若手社員の約半数が海外渡航経験あり/海外コンテンツに接していると回答、そのうち約80%は海外ビジネスへの関心が向上しています。
本記事では、若手社員のグローバルマインドに関するリアルな調査結果、さらに数字に基づいて分析し、解説します。
本資料では、「若手社員のグローバルマインドに関するリアルな調査結果」を図示化&解説します。
・若手社員はグローバルビジネスにどのように携わりたいのか?
・携わるために具体的な行動をしたことはあるのか?
・社内でどのような制度を求めているのか? …など
若手社員が海外に対してどのようなマインドを持っているかを定量的に把握することが可能です。
海外事業を展開する日本企業の人事部・海外事業部様は、グローバル人材育成計画の策定等にぜひお役立てください。
本記事では、若手社員のグローバルマインド調査結果第1弾として、下記項目の「★」印の調査結果を公表いたします。
1.調査概要/属性
2.調査項目
3.若手社員グローバルマインド調査
【渡航経験/海外コンテンツに関する質問】
★海外に渡航した経験はありますか?滞在期間はどれくらいですか?
★海外コンテンツに接していますか?/ 海外コンテンツをどのように視聴(利用)していますか?
【グローバルビジネスに関する質問】
★海外コンテンツを見て、グローバルビジネス全般もしくは特定国におけるビジネスに関する興味関心が向上したことがありますか?
・グローバルビジネスに携わりたいですか?/どのように携わりたいですか?
・携わりたい理由は何ですか?
・関わりたい / 滞在したい国はどこですか?
・使いたい外国語は何ですか?
・携わるために具体的に行動を起こしたことはありますか?
・携わりたいと思った際に、社内にどのような制度があったら嬉しいと思いますか?
・携わるために、具体的にどのような下準備を行っていますか?
・携わるための具体的な行動ができていない原因は何だと思いますか?
・あなたが勤めている会社はグローバルビジネスにどのように携われる環境ですか?
4.まとめ
近年、グローバル化が進む中、多くの日本企業が海外市場に進出するため、グローバル人材の育成が求められています。
しかし、グローバル人材の不足が深刻な課題となっており、今後ますます人材確保が難しくなると予測されています。
このような状況下で、「若手社員のグローバルビジネスに対するチャレンジ意欲が不足している」という見方の要因はどこにあるのか、そもそも若手社員はグローバルビジネスに興味がないのか、若手社員が具体的に社内に求める制度はどのようなものか、といった定量的に把握ができる資料が従来どこにも存在していませんでした。
そこで当社は、海外事業を展開する日本企業の人事部や海外事業部向けに、グローバル人材育成計画の策定等にお役立ていただくため、「若手社員グローバルマインド」について様々な角度からデータを収集、分析し、資料化しました。
若手社員が海外に対してどのようなマインドを持っているかを把握することで、海外事業で成功するための施策を検討する上での一助となることを願っています。
若手社員のうち約46%が海外に渡航経験があるという調査結果は、多くの若手社員がグローバルに対して関心を持っていることを示唆しています。海外渡航をすることで、異文化に触れることや国際的な視野を広げることができるため、グローバルな関心を持つ若手社員が多いことがうかがえます。
一方、海外への渡航経験者の多くが短期間の滞在であり、長期間の渡航経験がある社員は比較的少ない傾向にあります。また、渡航経験がない若手社員は約44%でした。若手社員の多くが海外に短期間滞在する機会を持っている一方、長期間の滞在経験が少ないことが推測されます。
本調査結果から、約46%の若手社員が海外コンテンツに接していることが明らかになりました。
この傾向は、グローバル化が進む中で、国境を越えた情報交換や文化交流が容易になっていることに起因していると考えられます。
さらに、インターネット上のOTTプラットフォームやYouTubeの普及により、海外のコンテンツを手軽に視聴することができるため、若手社員の興味を引きやすくなっていると言えます。また、SNSを通じて海外の有名人や知人をフォローすることで、若手社員は世界中のトレンドや文化にアクセスし、海外コンテンツに触れる機会を増やしています。
このように、海外コンテンツに対する若手社員の関心は、グローバル化が進む中で拡大していることがわかります。今後も、国境を越えた文化交流がますます盛んになることが予想され、若手社員が海外のコンテンツに接する機会が増えると考えられます。
本調査結果によると、「海外コンテンツに興味がある」と回答した若手社員のうち、約78%が海外コンテンツを視聴することで、グローバルビジネス全般もしくは特定の国におけるビジネスに関する興味関心が向上したと回答しました。
海外コンテンツは、異文化に触れるために欠かせない手段となっています。海外のインターネット上のOTTプラットフォームやYouTube、SNS、映画やテレビドラマ、音楽、書籍などを通じて、若手社員は異文化に親しむことができます。
また、ビジネスや経済に関するドキュメンタリーやニュース番組などを通じて、世界各国のビジネスの仕組みや市場情報を学ぶことができます。
このように、多くの若手社員がグローバルビジネスへの関心を高めていることが示唆されます。
1. 実施期間 : 2023/01/19~2023/01/28
2. 調査方法 : オンラインにて回答受付
3. 調査対象 : 上場企業に勤務する22~27歳の会社員
4. 回答数 : 550名
①若手社員のグローバルビジネスに対するチャレンジ意欲を定量データ化
可視化しにくいグローバルマインドを独自調査、見やすく図示化、また分析を行い、定量的に現状把握が出来るよう資料化しました。
②企業は若手社員に対して、どのようなグローバル人材育成制度を提供するべきか解説
グローバルビジネスという観点において、若手社員は実際にどのような行動をしているのか、社内で感じる不明瞭さはどの点か、社内に求める制度はどのようなものか等、数字に基づき分析しました。
③若手社員はどのようにグローバル情報を収集しているのか独自調査
海外コンテンツをどのように利用しているか、グローバルビジネスへの関心に影響はあるのか等、コンテンツ別に調査ならびに今後の傾向など詳細に分析しました。
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