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人的資本の情報開示への注目が高まる昨今、ESG投資に呼応するかたちで先進的な上場企業は統合報告書などを活用した情報開示に取り組んでいます。
本記事では、投資家は今後どのような観点で開示される情報を注目するのか、そのポイントについて紹介します。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人事戦略策定等の参考記事としてお役立てください。
①内閣官房が策定した「人的資本可視化指針」における開示項目は「比較可能性の観点から開示が期待される事項」と「自社固有の経営戦略やビジネスモデルに沿った独自性のある取組み・指標・目標」の2種類とされています。企業独自の取り組みや考え方を知る事が出来るという理由から、投資家にとっては後者への注目度がより高くなると思われます。
②「企業価値向上に向けた取り組みに関するアンケート(2022年度版)」では、投資家が重視すべき項目について、「人材投資」が72.2%と最も多くなり、人的資本への注目が高まっている事がわかります。さらに投資家は改善項目、解決策とその見通しといった一連の企業価値向上のシナリオに注目する必要があります。
画像引用:ITmedia ビジネスオンライン
③企業価値向上のシナリオにおいては、経営者の本気度が伝わるか、経営戦略と人材戦略が連携しているか、そして従業員エンゲージメントの高さが注目すべきポイントと言えます。企業が人材を資本として捉えその自己啓発を積極的に後押しする事を通じて“中長期的な成長”というリターンをもたらすことができるか否か、この点を投資家は各種情報や企業との対話をもとに投資判断していくことが求められます。
配信元:ITmedia ビジネスオンライン
公開日:2023/08/23
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