伸び悩む日本市場、多様性と海外進出が会社成長の鍵

紹介

大手生命保険で唯一、株式会社に転換した第一生命ホールディングスは国内の生保事業を基盤として海外展開を積極的にを進めてきた。

本記事では同社の人材育成や海外展開などの戦略について紹介します。

人事部や海外事業部の方は、グローバル人事戦略策定等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

①2030年までに、グローバルでトップレベルの保険グループになるという目標を掲げる同社。持ち株会社のメリットを生かした幅広いサービスと従業員とお客様の満足度が企業価値につながると考え、人財を重んじ、外部人材の登用や人材育成による多様化を進めています。

②同社は2030年頃までに海外の利益比率が５割に届く射程圏内に入った予想しており、日本の生保初参入のインドをはじめとして、将来性のある海外のマーケットにおいて着実に取り組みを進める事が重要だと考えています。

③国内事業においては少子高齢化を背景に著しい成長を期待する事は難しく、デジタル化による生産性の向上やサービスの多様化で安定的な成長を目指すことが期待されます。安定的な国内事業を基盤に新事業や海外市場での成長力と収益性を高めていく必要があると言えます。

概要

配信元：読売新聞オンライン

公開日：2023/08/22

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