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熱意、能力、語学力、信頼できる海外事業担当者を採用するために重要なポイントとは

紹介

海外事業担当者の選出において最も重要なポイントは信頼性です。

日本の本社から海外部署の正しい情報を得ることは時に難しく、経営判断の根拠は海外事業担当者からの報告のみに一任されているケースも少なくありません。
また、海外事業担当者の認識の甘さからコンプライアンス等に抵触し、担当者の解雇、ゼロからの再スタートをせざる負えない事態も発生しています。

本記事では、信頼のおける海外事業担当者を見つけるための重要なポイントについて紹介します。

人事部や海外事業部の方は、グローバル人事戦略策定等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

①信頼出来る担当者を選出するために大事なポイントは、採用前のプロセスに充分に時間をとることです。特にお勧めできる方法は採用決定前に、事業計画の策定など入社後のタスクに関連する内容の課題を課すことです。これにより本人の熱意や能力、業界への理解度を見ることができます。また、こうした厄介なプロセスを嫌う悪質な候補者を除外する事も可能です。

②採用後のポイントは試用期間中の判断です。多くの国では採用後の試用期間に企業側の判断で特段の理由なく解雇することが認められています。しかし、日本企業の多くは解雇自体に慣れておらずこの試用期間で何らかの判断を下すことは稀です。採用を担当者決定の最終関門と考えるのではなく、試用期間という機会をしっかり活用することが重要となります。

③海外事業担当の資質として語学力は重要ですが、語学力と当事者意識の有無はまったく別物であるため、語学力を重視しすぎる事には注意が必要です。当事者意識が高く中長期にわたってその国にいる事が可能な人材であれば、いずれ最低限必要なコミュニケーションは現地の言語で出来るようになるため心配はいりません。

概要

配信元:クーリエ・ジャポン

公開日:2023/04/14

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