～物価の高い都市ランキング2023～各都市の順位の変動とその要因とは

紹介

人材コンサルティング会社ECA Internationalが、物価の高い都市ランキング2023年度版を発表しました。

120か国・地域の207都市を対象とし、外国人駐在員の生活費について、食品、家庭用品、レクリエーション用品、一般的なサービス、レジャーサービス、衣料品、電化製品、自動車運転、外食、アルコールとタバコ、光熱費、公共交通機関、家賃を調査しています。

人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

①2023年のランキング上位10位の結果は、1位ニューヨーク、2位香港、3位ジュネーブ、4位ロンドン、5位シンガポール、6位チューリッヒ、7位サンフランシスコ、8位テルアビブ、9位ソウル、10位東京となりました。

②2022年まで4年連続でランキング1位だった香港は、家賃価格の下落が要因となり順位を２位に落としています。東京は円安の影響により順位が下落、シンガポールは家賃の大幅上昇が要因となり順位が急上昇しました。

③アメリカでは、米ドル高と高インフレの影響でランキングが上昇。コロナ規制解除の遅れによる経済的打撃を受けた中国は、人民元安およびインフレ率の低さによりランキングは下落し、上海と広州はトップ10から外れました。

概要

配信元：eca INTERNATIONAL

公開日：2023/06/07

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