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ジョブ型採用でDX人材を育成 若手を国際大会へ抜擢する人的資本経営

紹介

人的資本経営が重視される中で、採用と育成を切り離さずに設計する動きが、業界を問わず広がっています。

とりわけ、専門性を持つ若手人材をいかに早期に活かし、成長機会を与えるかは、グローバル人材育成担当者にとっても重要なテーマです。

本記事では、ジョブ型採用と挑戦機会の設計を通じて人材育成の在り方を見直す取り組みについてご紹介します。

ポイント

「人基準」から「仕事基準」へ――ジョブ型採用が育成の起点になる

タクシー事業を基盤とするつばめあんしんネットグループでは、2027年卒業予定者の新卒採用からジョブ型採用を導入しています。
採用時点で職務内容を明確にし、学生が大学等で学んできた専門分野を活かせる職種への配属を前提とする仕組みです。

これまで同グループでは、新卒社員がまずタクシードライバー業務を経験し、その後に他職種へ挑戦するキャリアパスを用意してきました。

一方で、理工系など専門性を持つ学生に対しては、必ずしも同じ初期配属が適切かという課題意識があり、今回の採用方針の見直しにつながっています。

エンジニア職ではメンター制度を導入し、実務を通じた育成を実施

ジョブ型採用で配属される職種の一つである開発センターのエンジニア職では、育成を前提とした体制づくりが進められています。
具体的には、メンター制度を導入し、実務を通じて段階的にスキルを習得できる環境を整えています。

採用段階から、どのような業務に携わり、どのように成長していくのかを示すことで、学生一人ひとりの志向や専門性に応じたキャリア形成を想定した運用が行われています。

これらの取り組みは、同グループが掲げる人的資本経営の方針の一部として位置づけられています。

若手社員が国際大会関連業務に参加し、実務経験の機会を拡大

新卒採用だけでなく、昨年度以前に入社した若手社員に対しても、成長機会を広げる取り組みが行われています。
その一例が、2026年に開催予定のアジアパラ競技大会に関連する業務への参加です。

つばめあんしんネットグループは、同大会において選手やVIPの送迎業務を担う予定であり、若手社員がその現場業務に関わります。
国際的な大会における送迎業務では、安全運行、接遇、時間管理などが求められます。

こうした挑戦の場を通じて、年次や役職に関わらず「任せる・育てる」文化を醸成しているのです。
ジョブ型採用によるDX人材育成と、若手社員の挑戦機会の創出を通じて、社員一人ひとりが持つ力を最大限に活かせる組織づくりを進めています。

概要

配信元:Mapionニュース

公開日:2026/02/03

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