
人材流動化時代に求められる人的資本と多様性への対応とは
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インバウンド需要の急回復と在留外国人の増加を背景に、企業の採用面でもグローバル対応がより一層求められています。
中でも「多言語対応のWebサイト制作」は、海外市場への信頼獲得と競争力強化に直結する重要施策といえるでしょう。
本記事では、海外展開を成功に導く多言語サイト制作についてご紹介します。
訪日外国人の増加や国内在住外国人の拡大により、企業にとって「多言語対応」は不可避の戦略となっています。
2024年10月の訪日外国人は331万人を超え、2019年比で約33%増と大きな伸びを見せています。
さらに、在留外国人とあわせた消費規模は10兆円に達するとも言われており、Webサイトの多言語化はその需要を取り込む大きなチャンスといえるでしょう。
インターネット上では日本語話者は全体の約2~3%にとどまり、多くの企業が取りこぼしている潜在顧客が世界中に存在していることが分かります。
単なる自動翻訳ではなく、文化背景や表現の違いを踏まえた「ローカライゼーション」が海外市場では重要視されます。
言語別のSEO戦略(hreflangタグの設定やキーワード選定)や、適切なサイト構造(サブドメイン・サブディレクトリ等)の選定も、検索結果での露出やユーザー満足度に直結します。
特に、英語・中国語(簡体字・繁体字)・ベトナム語など、多言語での情報設計や現地ニーズに合わせたコンテンツ制作は、グローバルブランディングにおいて不可欠な要素です。
実際に多言語化を推進した企業では、海外ユーザー数の大幅増加やダウンロード数の向上といった具体的な成果が出ています。
たとえば、サービスの一部ページを英語化したことで海外ユーザーからのアプリ導線が強化された事例や、製造業の多言語展開でユーザー数が約185%増加した事例も報告されています。
こうした企業は、段階的な言語追加や現地のネイティブ人材との連携を通じて、高品質な翻訳と文化適応を実現しています。
配信元:LIFE PEPPE
公開日:2025/07/04
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