
グローバル人財を育成する、三菱電機の「海外OJT制度」「海外短期留学制度」
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グローバル人材育成に積極的な企業の事例をご紹介
グローバル人事・育成担当者にとって、若手人材の早期戦力化と国際的な活躍の場の提供は重要なテーマです。
マーケティングリサーチ企業のイプソス株式会社では、新卒2年目から海外拠点と連携するプロジェクトへの参画が可能な体制を整えており、未経験からでもグローバルキャリアを築ける仕組みを構築しています。
本記事では、グループサービスラインの大坪氏とHRの藤田氏、そして新卒入社2年目でリサーチャーとして活躍する増池氏から伺ったグローバルな環境や若手の活躍についてお話をご紹介します。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材配置や育成の参考記事としてお役立てください。
イプソス株式会社では、「International Mobility(グループ内異動制度)」制度により、社員が海外拠点へ異動できる仕組みを整えています。
これは社内異動ではなく社内転職という位置づけで、各国のポジションに応募可能です。
また、最長6週間の「Work From Anywhere」制度も導入しており、前年度の評価や勤続年数等の条件を満たせば、海外で仕事をすることが可能です。
これらの制度を活用し、社員の国際的な経験の機会を広げています。
当社には高い専門性を有するメンバーが揃っていますが、基本的には実務を通じて成長を促していくというのが育成方針です。
そのためになるべく若手の内から活躍のチャンスを積極的に与え、実践の中で経験を積んでいってもらうことを重視しています。
新入社員の教育は、配属されるサービスライン主導のOJTが基本で、各サービスラインのリーダーが作成した育成プランに基づいて成長を支援しており、特に新入社員にはメンターがついて日常的な相談やケアも行っています。
新卒・中途に関わらず着実に成長できる体制を整えています。
さらに、約3か月間の「イプソスアカデミー」では、リサーチ業務の基礎から応用まで学ぶことができ、未経験者でも段階的に業務を習得できる仕組みが整っています。
新卒入社2年目の増池さんは、実際にインドネシアや中国のオフィスと連携し、マルチカントリー調査を推進しました。
さらに、国内では消費者インタビューのモデレーターとして30名のインタビューを担当するなど、年次に関係なくグローバルな仕事に挑戦する機会が提供されています。
こうしたチャレンジは、上司や先輩社員からのフィードバックと支援を受けながら進められており、若手の成長を後押ししています。
配信元:ミライのお仕事
公開日:2025/05/20
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