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NECソリューションイノベータでは人的資本経営において、Well-being向上に注力しています。
2024年6月には「きらねすプロジェクト」を開始、それに伴い人材育成体系の見直しも行っています。
本記事では同社が取り組む新たな人材育成体系とWell-being経営への取り組みについて紹介します。
人事部や海外事業部の方は人材採用の参考記事としてお役立てください。
今回の人材育成体系の見直しにおいて、同社はグローバルでの持続的な競争力強化のためにジョブ型人材マネジメントをスタートさせます。
個々の『ジョブ(仕事)』を起点に適時適所適材を進め、絶えず変化するビジネス環境に対応する戦略の1つです。
そして、この戦略の土台にあるのが『キャリアオーナーシップ』、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして、キャリアを自律的に描き、学びを継続、挑戦・成長し続けられる環境を提供します。
さらに今回の見直しを通じて、年齢や在籍年数に応じて同じ研修を受ける傾向があった従来の人材育成を、今後はレベル感に応じて必要なタイミングで必要な研修を自ら選択できる環境を整える事が重要だと考えています。
同社では今年初めに「きらねすプロジェクト」が発足、健康・成長・働きがい の3つを柱にワーキンググループを立ち上げました。
協議の結果、健康領域では、 休暇取得を推進する「休暇プラス1」・アサーティブコミュニケーションの導入・ セルフコンディショニングスキル向上 の3つの施策に取り組んでいます。
働きがい領域では、社内公募制度「NEC Growth Careers」の利用促進に取り組んでおり、全オープンポジションを通年で公開、来年度からはNECグループ内の他社ポジションにも応募が可能となります。
そして、成長領域では、会社主導ではなく社員自身が将来のビジョンを描き、その実現のための計画と行動をサポートする体制を整えています。
上司とのコミュニケーションの場で活用してもらうため、キャリア情報や研修受講歴、専門性やスキルの保有状況等を確認することができる個人向けダッシュボード『私のキャリア』を提供、このダッシュボードには「わたキャリAI」が搭載されており、生成AIを使って自身のスキルや強みを言語化し、整理することが可能です。
社員が描いたキャリア像に着実に近づけるよう、リスキルやアップスキルのための育成メニューを充実させ、選択型の研修プログラムを豊富に取り揃えています。
一般的にキャリアアップというと、出世をイメージする方も多いと思います。
しかし、1万人を超えるエンジニアが所属する同社は、昇給や昇進を目指すだけではなく、グローバルに通用する専門性を高めることや、大規模なプロジェクトを仕切ることなど、プロフェッショナルとしてのスキル向上に重きを置いています。
一人のエンジニアとして活躍し、ワールドクラスの仕事ができる、そんなエンジニアをどんどん輩出する環境を整えていき、その結果、世の中やお客様に提供できる価値が高まるという循環を生み出すことが今後の目標です。
そのためにも、Well-being経営と連動した人材育成体系の見直しを推進、社員一人一人が自身のキャリアについて自ら考え、自ら行動する文化を醸成するための環境や制度を整え続けることが、今後の大きな目標です。
公開日:2024/11/05
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