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マレーシア赴任手続きの改善の取組、雇用パス申請手数料引き上げ 

紹介

マレーシア入国管理局駐在員サービス部門(ESD)は8月1日、各種サービスの改善に伴い駐在員の雇用パスなどの新規取得や更新にかかる手数料を改定すると発表しました。

駐在員用の雇用パス(EP)にかかる手数料は9月1日から大幅に値上げされます。

本記事では今回のサービス改善と料金改定のポイントを具体例と共に紹介します、人事部や海外事業部の方は人材採用の参考記事としてお役立てください。

ポイント

ポイント➀

2023年6月15日のXPats Gatewayの開始により、企業を所管する許諾機関からのサポートレター取得のプロセスが合理化されました。

これにより、26の機関が同システムの下に統合され、ティア1、ティア2、および重要分野企業の申請処理期間が従来の5営業日から3営業日に短縮されるなど、マレーシアのビジネス環境改善につながった、とESDは説明しています。

ポイント②

ESDのシステムでは、パスの転記、申請内容の修正、パスの期間短縮、申請取り消しなど一連の手続きをオンライン化、これにより、手動での作業を削減し、申請プロセスを簡素化しました。

また、駐在員サテライトセンター(ESC)を設置していたクアラルンプール国際空港ターミナル1に加え、2024年7月23日には同空港ターミナル2にも、24時間年中無休で稼働するESCを開設し、入国直後での迅速なビザ入手を可能にしました。

ポイント③

他方でESDは、EP、扶養家族パス(DP)、プロフェッショナル・ビジット・パス(PVP)の申請手数料を値上げした。

EPは税抜きで800リンギから2,000リンギへ、DPは450リンギから500リンギへ、PVPは800リンギから1,200リンギへそれぞれ値上げします。一方パスの転記料は150リンギに据え置きます。

ESDは2021年11月にも各パスの申請手数料を大幅に引き上げており、3年以内に急激な値上げが複数回続くことになります。

概要

配信元:独立行政法人日本貿易振興機構

公開日:2024/08/02

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