「外国人材と共に働く日本人意識調査」企業に求められる対策とは
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この度InterNationsが発表した「海外駐在員による国際ランキング2024」において、アメリカは総合ランキング35位となりました。
雇用市場やキャリア展望など、特定の分野では高い順位にランクインしていいる一方で、駐在員の半数以上が生活費全体への不満を抱いています。
本記事では同ランキングのアメリカにおける調査結果のポイントを解説します。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考資料としてお役立ていただけます。
生活の質に関して、駐在員は米国を53カ国中46位と評価しています。主な原因は高額な医療費と治安等安全性の低さです、また公共交通機関の利便性が低く、一部の都市では車が必需品となる事も多くあります。
駐在員の多くが定住する上で様々な困難を感じています。
一方アメリカは、海外就労指数において22位と高い評価を得ており、キャリア将来性はTOP3にランキングされています。
回答者の実に67%が現地のビジネス環境やサポート体制を高く評価しており、65%が自分の仕事に満足しています。
一方で、長時間労働や限られた休暇日数に対する駐在員の不満も明らかになりました。
米国はオンライン環境の充実において8位にランクインし、デジタルインフラが発達していることが高く評価されました。駐在員の92%がキャッシュレス決済や高速インターネットへのアクセスに満足しています。
住宅価格と宿泊施設の利便性については課題が浮き彫りとなり、回答者の約半数は、住宅を見つける事は可能だが価格が高いと感じています。
画像引用:InterNations
画像引用:InterNations
ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)
世界420都市に住む400万人のメンバーを有する世界最大規模の海外在住者向けプラットフォーム
・各駐在員は、16のサブカテゴリに分類される生活に関する計53項目の質問に対し、1〜7で満足度を評価
・サブカテゴリは、関連性により5つのトピックに分類され、各トピックごとのランキングとそれらによって成り立つ総合評価を算出
海外駐在員 、海外在住求職者、海外駐在員(自営)、その他の理由で移住した世界174か国175国籍の海外在住者 合計 12,543 人。
2024 年 2 月 1 日~ 29 日
配信元:InterNations
発行日:2024/2
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