「外国人材と共に働く日本人意識調査」企業に求められる対策とは
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参考となる統計調査をご紹介
この度InterNationsは、海外駐在員による「個人の財務状況ランキング」2024年度版を発表しました。
生活費、財務状況への満足度、可処分世帯収入が快適な生活を送るのに十分か、の3つの項目をカテゴリごとにランキングしています。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考資料としてお役立ていただけます。
2024年の調査結果においては、アジア諸国から実に6か国がTOP10入りしました。1位のベトナムに、インドネシア、フィリピン、インド、タイ、中国が続きます。
さらに、ラテンアメリカからはコロンビア、パナマ、メキシコ、ブラジルの4か国がTOP10にランクイン。
これらの国の駐在員は、安価な生活費や快適な生活を送るのに十分な収入、等に高い満足度を示しています。
一方、下位10位にランキングされたのは、アジア諸国からはシンガポールとなり、シンガポールは世界で最も物価の高い都市の1つであり、駐在員の75%が生活費に対して不満を感じています。
ヨーロッパからはアイルランド、ノルウェー、フィンランド、英国が、中東からはバーレーン、トルコ、クウェートが、他にはカナダとニュージーランドが下位10位にランクインしました。物価の高さと不十分な収入が駐在員にとって大きな不満の要因となっています。
韓国は最も目覚ましい躍進を見せた国と言えるでしょう(2024年15位)。回答者の70%が個人の財務状況に満足していると回答しています。
香港も大きくランキングを上昇させた国の一つです、生活費の高さに対する不満が続いているものの、2024年の調査においては前年比15ランクアップの28位にランクインしました。駐在員の84%は快適な生活を送るのに十分な収入を得られていると感じています。
一方フィンランドは、個人金融指数で22位と大きく下落し、52位にランクされました。バーレーンも53か国中46位という結果になり、快適な生活を送るのに十分な収入が得られていない事に対する不満が見られました。
画像引用:InterNations
ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)
世界420都市に住む400万人のメンバーを有する世界最大規模の海外在住者向けプラットフォーム
生活費、財務状況への満足度、可処分世帯収入が快適な生活を送るのに十分か、の3つの項目のサブカテゴリーにおける外国人居住者の満足度を、1〜7のスケールで評価
海外駐在員 、海外在住求職者、海外駐在員(自営)、その他の理由で移住した世界174か国175国籍の海外在住者 合計 12,543 人。
2024 年 2 月 1 日~ 29 日
配信元:InterNations
発行日:2024/2
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