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文部科学省が推進、グローバル人材育成の施策とは

紹介

文部科学省は2024年7月19日、2023年度の文部科学白書を公表しました。

第1部の特集の一つに「せかい×まなびのプラン」を取り上げ、G7教育大臣会合における「富山・金沢宣言」などを踏まえたグローバル人材育成のために文部科学省が推進する施策について紹介しています。

本記事では同施策のポイントを紹介します、人事部や海外事業部の方は人材採用の参考記事としてお役立てください。

ポイント

ポイント➀

国際情勢が複雑化する現在、教育・研究分野における人的交流を活発化し、諸外国との友好関係を構築することが重要です。

令和5年5月には、「コロナの影響を踏まえた今後の教育のあり方」をテーマに、G7富山・金沢教育大臣会合が開催され、教育・研究分野における人的交流の役割や在り方等についてG7各国、EU、ユネスコ、経済協力開発機構の代表者による議論が行われました。

会合では、国際社会が地球規模課題を解決するため一体となる事の大切さが確認され、G7各国の学生の交流をコロナ禍前の水準に回復し、更に拡大させることの重要性や、大学間の国際ネットワークの進展・深化を通じた質の高い国際交流・国際頭脳循環の活発化について共通認識が図られました。

画像引用:文部科学省

ポイント②

各国のリーダーが人的交流拡大の重要性を共有する中、我が国でも、世界が直面する課題の解決に向け、日本を代表して世界と対等に渡り合い、国際社会の協調・連帯を主導することができるグローバルリーダーや、国際社会の一員として地域社会の活性化を担う人材の育成が求められています。

日本人の国際経験の充実、多様で優秀な外国人留学生の受入れ、教育の国際化を一体的に推進することで、これらが相互に作用し、グローバル人材を育成する好循環を生み出していくことが肝要です。

ポイント③

これを実現するため、令和5年8月、永岡文部科学大臣(当時)は、学校教育とその後の社会との接続を見据えた、一貫したグローバル人材育成のための政策パッケージである「せかい×かけるまなびのプラン」を発表しました。

本プランに基づき、「①日本人の海外留学の重点的な促進」、「②優秀な留学生や人材の受入れ・定着」、「③教育の国際化」を一体的に強化・推進することとしています。

画像引用:文部科学省

画像引用:文部科学省

概要

配信元:文部科学省
公開日:2024/07/19

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