「外国人材と共に働く日本人意識調査」企業に求められる対策とは
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参考となる統計調査をご紹介
この度InterNationsは、海外駐在員による「労働環境ランキング」2024年度版を発表しました。
キャリアの将来性、給与と雇用の安定性、ワークライフバランス、ビジネス環境の4つの項目をカテゴリごとにランキングしています。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考資料としてお役立ていただけます。
2024年、労働環境ランキングのTOP10 は大きく入れ替わりました。ヨーロッパからは1位のデンマーク続き、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、オーストリアがランクイン。これらの国の駐在員は、労働時間、経済と雇用安定性を高く評価しています。
中東からはサウジアラビアとUAEがTOP10入り、キャリアの将来性と職場環境、給与と雇用の安定性で非常に高い評価を受けています。
他にオーストラリア、メキシコ、インドネシアがTOP10にランクインしました。
下位10 か国のうち実に半数の5か国は地中海沿岸の国々という結果になりました。最下位のトルコの他に、エジプト、キプロス、イタリア、ギリシャがランクインしました。これらの国に住む外国人は、国の経済状況や雇用市場など、ほとんどの項目に不満を抱いている一方で、これらの国においては、仕事が主な移住の理由ではないことが調査の結果から分かります。
アジアからはマレーシア、日本、フィリピンが、他にはクウェートが下位10か国にランクインしました。
2024年の調査の結果において最もランキングを上昇させたのはブラジルです。(前年比19ランクアップの18位) 経済の状況については課題が残るものの、ブラジルではほとんどの要素で改善が見られました。
一方、最もランキングが下がったのはフィンランドで、2023年の5位から2024年には46位にランキングを落とす結果となりました。地元の雇用市場とキャリアの機会の2つの項目において最下位となっています。
画像引用:InterNations
画像引用:InterNations
ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)
世界420都市に住む400万人のメンバーを有する世界最大規模の海外在住者向けプラットフォーム
キャリアの将来性、給与と雇用安定性、ワークライフバランス、ビジネス環境の4つの項目のサブカテゴリーにおける外国人居住者の満足度を、1〜7のスケールで評価
海外駐在員 、海外在住求職者、海外駐在員(自営)、その他の理由で移住した世界174か国175国籍の海外在住者 合計 12,543 人。
2024 年 2 月 1 日~ 29 日
配信元:InterNations
発行日:2024/2
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