「外国人材と共に働く日本人意識調査」企業に求められる対策とは
統計調査
グローバル人材育成ニュース
海外事業・人事戦略やグローバル人材育成に
参考となる統計調査をご紹介
この度InterNationsは、海外駐在員による「定住しやすい国ランキング」2024年度版を発表しました。
海外駐在員が地元に溶け込み、快適に暮らすことが可能な国はどこなのか、外国人を歓迎する文化、地元住民の親しみやすさ、友達の見つけやすさ、の3つの項目をカテゴリごとにランキングしています。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考資料としてお役立ていただけます。
定住しやすい国ランキングトップ10 の半分は中南米地域の国々で占められる結果となりました。1位のコスタリカにメキシコ 、ブラジル、パナマ、コロンビアが続きます。
アジアからはフィリピン、インドネシア、タイがトップ 10 に入りました。
他にはケニアとギリシャがトップ 10 に入り、両国ともに「友達の見つけやすさ」における結果が際立っていました。
定住しやすい国ランキング下位 10 か国のうち、なんと 9 か国がヨーロッパの国々という結果になりました。
北欧諸国の駐在員は、特に国民の不親切さ、非友好的な性格に不満を感じています。
ドイツ、オーストリア、スイスを含む、いわゆるDACH地域 も状況は同様で、外国人居住者は歓迎されていると感じられていません。
2024年の調査の結果において最もランキングを上昇させたのはニュージーランドです。(前年比16ランクアップの21位) 人々のフレンドリーな性格が高く評価されたと言えるでしょう。韓国は2023年の49位から2024年は36位にランクアップしました。カタールも大きくランクを上昇させた国の一つで、外国人住民は地元住民が友好的であると感じています。
一方、最もランキングが下がったのはフィンランドです。ランキングを19位落とす結果となり、実に回答者の70%が地元住人とのつながりを作るのは難しいと答えています。
画像引用:InterNations
画像引用:InterNations
ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)
世界420都市に住む400万人のメンバーを有する世界最大規模の海外在住者向けプラットフォーム
外国人を歓迎する文化、地元住民の親しみやすさ、友達の見つけやすさの3 つのサブカテゴリーにおける外国人居住者の満足度を、1〜7のスケールで評価
海外駐在員 、海外在住求職者、海外駐在員(自営)、その他の理由で移住した世界174か国175国籍の海外在住者 合計 12,543 人。
2024 年 2 月 1 日~ 29 日
配信元:InterNations
発行日:2024/2
次の記事
無料トライアルご希望の方、お見積もりはこちらからお問い合わせください