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住友商事のDE & I の取り組み、チャレンジし続けられる職場環境とは

紹介

住友商事では2020年に「グローバル人材マネジメントポリシー」を制定、DE & Iを「価値創造、イノベーション、競争力の源泉」と位置づけ、女性の活躍を推進しています。

本記事では、同社で活躍する3名の社員の方に行ったインタビューを基に、住友商事のDE & I の取り組み、チャレンジし続けられる職場環境ついて具体例を交えてご紹介します。

人事部や海外事業部の方は、参考記事としてお役立てください。

ポイント

ポイント①

同社では、2030年度までの目標に「女性管理職比率20%以上」「女性部長級比率10%以上」「女性取締役・監査役比率30%以上」を掲げています。

目標の実現に向け、取り組む施策の一つが「役員メンター制度」です。役員が女性部長級候補者のメンターとなり、キャリア形成や日々の悩みについて対話する取り組みです。他にも「女性社員と今後のキャリア」や「男性育児休業取得希望者」などのテーマを設定し、参加者が悩みを共有・アドバイスをし合える社内の座談会も定期的に行っています。さらに、コアタイムなしのスーパーフレックス制度やテレワーク制度など、ライフステージの変化を迎えても皆が働き続けられる職場環境実現のための制度の整備にも注力しています。

DE & I の重要性を社内に広く浸透させるためには、全社員に向けて多角的なアプローチを繰り返すことが重要であるとグローバル人材マネジメント部 松元さんは語ります。

ポイント②

男性が活躍するイメージが強い総合商社ですが、実際は多くの女性が活躍しており、ライフステージに変化があっても活躍し続けるための柔軟な職場環境があると人事部林さんは語ります。

具体的には会社提携の保育施設や育児コンサルタント、スーパーフレックス制度などが活用されており、制度の充実だけでなく、その制度が社内で周知され周囲の理解を得られている事が重要な点であると言えるでしょう。

ポイント③

同社ではキャリア採用強化に取り組んでおり、現在の男女比は男性約75%、女性約25%と男性の比率が高いものの、年々女性の比率は上がってきています。2022年度は約80名のキャリア採用者のうち女性採用比率は約40%となりました。

自身もキャリア入社した人事部高橋さんは、昇格や重要任務への任命の機会が少ない事を懸念していましたが、実際はキャリア入社の社員も海外への出張、新しい分野へのチャレンジをしており、性別や社歴を問わず皆に挑戦の機会があると感じました。こうしたチャレンジの機会にあふれている事、規模の大きなプロジェクトが豊富にある事が同社の魅力だと語ります。

配信元:ビズリーチ

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