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世界で最もストレスの少ない都市ランキング 

紹介

海外移住は人生のおいて最も刺激的なライフスタイルの変化であると同時に多くの不安も付きまといます。
移住を計画する人にとって、どの国や都市がベストの選択であるかその判断は難しいものです。

英保険会社William Russellが行った「世界で最もストレスの少ない都市ランキング」では、街の清潔さや緑地の質、LGBTQ+の安全性評価といった要素を考慮し、ストレスの観点から世界の国や都市を格付けしています。

本記事では、昨年末に行われた最新の調査に基づき、最もストレスが少ないとされた欧州の国と都市を紹介します。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

①オーストリアの首都ウィーンは世界で最もストレスの少ない都市となりました。貧困率は皆無に等しく、ウィーンの物価は他の主要都市と比べて高くなく、単身者の家賃を除いた1カ月の生活費は約1070ドル(約15万9000円)です。LGBTQ+の安全性評価は309点と高評価、街の清潔度も83.75点とランキング中2番目という結果になりました。

②第2位のミュンヘンは貧困率が極めて低く、家賃を除いたミュンヘンの単身者の生活費は月額約1150ドル(約17万円)、同市は緑地や公園の質で84.96点と評価され世界第2位となりましたが前年の1位からは後退しています。また、今回新たにランキング入りしたエジンバラは、ストレスの少ない都市として世界第3位に浮上しました。

画像引用:William Russell

③一方、経済協力開発機構(OECD)加盟国において、世界で最もストレスの少ない国に選ばれたのはポルトガルで、LGBTQ+の安全性で高い評価を得ており、家賃を除いた生活費は平均685ドル(約10万2000円)という結果になりました。また大気汚染とストレスの関係は長年にわたって研究されており、汚染率が高いほどうつ病のリスクが高まるなど、身体的にも精神的にも健康に害を及ぼすとされています。それゆえに、大気汚染の少ない国であるスウェーデンが2位、エストニアが第3位に浮上したことは当然とも言えるでしょう。

概要

配信元:William Russell

公開日:2022/7/1

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