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「プロが育つ企業」P&Gの取り組む人材育成とは

 

 

紹介

P&Gが2023年、日本での事業開始から半世紀を迎えました。

多くの有名ブランドを抱え、2000年比で株価が5倍に伸びるなど、華やかなイメージの強い同社ですが、実は長い歴史を着実に生き抜いてきた“老舗”企業です。
また人材の育成でも高い評価を得ており、「プロが育つ企業」として注目を集めています。

本記事ではP&Gの取り組む「プロ人材の育成」について具体例と共にポイントをご紹介します。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

①実力主義でドライというイメージがある外資系企業ですが、P&Gジャパン人事統括のジェイ・ケリー氏は「P&Gは従業員一人一人が安心して長く働ける環境づくりに注力している」と話します。日用消費財の大手である同社は、国内の消費財セクターでは原材料価格の高騰やビジネス環境の変化に悩む企業が少なくない中、好調に業績を伸ばしており、人材採用においても屈指の人気企業といえます。

②人材の育成に早くから力を入れてきた同社は、仕事のプロを育てることを文化・システムとして定着させてきました。新卒採用において職種別採用を実施、内定者には入社半年前から社員がメンターとして付き入社準備ができる環境が整えられています。入社後は配属1日目から権限のある業務が任され、上司や先輩が親身にサポートします。若手社員の洞察や発案からイノベーションが生まれることは多々あり、このような体制は同社のカルチャーであり、強みであると言えるでしょう。

③もう一つ、同社が大切にしているのはダイバーシティの向上です。P&GにはConsumer is Boss(消費者がボス)という考え方があり、消費者が何を求めているのかを深く理解することを最重要事項と考えています。このミッションの実現にはイノベーションが重要であり、そのイノベーションを加速する鍵となるのが多様性であると、ケリー氏は語ります。

概要

配信元:DIAMOND online

公開日:2024/01/31

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