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世界人材ランキング2023 1位はスイス、日本は43位と過去最低の結果に

紹介

スイス国際経営開発研究所(IMD)が、世界64ヶ国・地域を対象として「世界人材ランキング2023」を発表しました。「自国人材の投資育成の手厚さ、海外人材を惹きつける魅力、自国人材の能力の高さ」の3項目を評価してランキングにしています。

人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

① 世界ランキングトップ10は、1位スイス、2位ルクセンブルク、3位アイスランド、4位ベルギー、5位オランダ、6位フィンランド、7位デンマーク、8位シンガポール、9位オーストリア、10位スウェーデンとなり、シンガポール以外は全てヨーロッパの国々となりました。日本は世界43位となり調査開始以来最低の結果となりました。語学力や上級の管理職の国際経験に対する評価が特に低く、教育に対する公的支出が低いことも影響しているようです。

②アジアのトップ10は、1位シンガポール、2位香港、3位台湾、4位マレーシア、5位韓国、6位中国、7位日本、8位タイ、9位インドネシア、10位フィリピンでした。

③香港は「自国人材の能力の高さ」「自国人材の投資育成の手厚さ」等の項目において順位を落としており、労働力人口の減少や教育に対する公的支出が少ないことが主な要因となります。「海外人材を惹きつける魅力」においては、高い生活費と深刻な頭脳流出により前年同様32位にとどまっています。一方、さらに香港は管理職への報酬で世界5位、金融スキルで世界3位、女性の労働力で世界3位、理系大学の卒業生数で世界1位と高く評価されています。

配信元:スイス国際経営開発研究所

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