「外国人材と共に働く日本人意識調査」企業に求められる対策とは
統計調査
グローバル人材育成ニュース
海外事業・人事戦略やグローバル人材育成に
参考となる統計調査をご紹介
海外駐在員による国際ランキングは、毎年恒例となっているInterNationsによるランキングです。
生活の質や、現地生活への順応のしやすさ、生活費などいくつかのカテゴリに分けてランキング付けをしており、この度2023年度版が発表されました。
人事部や海外事業部の方は、グローバル人材の人員配置等の参考資料としてお役立ていただけます。
①総合ランキング(The Best and Worst Cities for Expats )は、1位スペインのマラガ、マラガに続く2都市もスペイン勢で、2位がアリカンテ、3位がバレンシアという結果になりました。これらの3都市は外国人を歓迎する文化と、手頃な生活費で楽しく暮らすことが可能な環境が評価されています。
②一方「最も暮らしにくい都市」に選ばれたのは、イタリアのミラノ(最下位49位)、48位は同じくイタリアのローマ、47位がカナダのバンクーバーという結果になりました。イタリアの2大都市であるミラノとローマは生活の質の低さと、劣悪な労働条件が低評価の要因となりました。
画像引用:InterNations
③アメリカは昨年2022年には、20位以内にマイアミとニューヨークがランクインしていたが、今年は20位以内に入った都市はゼロという結果になりました。ニューヨークは39位で昨年の16位から大きく順位を下げており、要因として生活費の高さ、ワークライフバランスの悪化、生活満足度の低下が挙げられています。その一方でニューヨークはレジャーの充実で6位に選ばれました。
画像引用:InterNations
ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)
世界420都市に住む400万人のメンバーを有する世界最大規模の海外在住者向けプラットフォーム
・各駐在員は、16のサブカテゴリに分類される生活に関する計56項目の質問に対し、1〜7で満足度を評価
・サブカテゴリは、関連性により5つのトピックに分類され、各トピックごとのランキングとそれらによって成り立つ総合評価が算出
・172カ国・地域に住む1万2065人(171国籍)の駐在員
・50人以上の駐在員が住んでいる都市
配信元:InterNations
発行日:2023/11
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