女性社員の起用がカギ、海外駐在員の人材不足、企業の抱える課題とは?
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組織におけるスポンサーシップの成功のカギはスポンシーの戦術的で積極的な姿勢です。しかし、このように行動できる若手人材はほとんどいないのが現状です。
本記事では生産的なスポンサーシップを実現するために必要となるポイントを解説します。
人事部や海外事業部の方は、参考記事としてお役立てください。
①組織における生産的なスポンサーシップには、支援を受ける人「スポンシー」の賢明さが不可欠です。しかし多くのスポンシーはスポンサーとの関係において積極性を示すことが出来ていないのが現状です。この状況を克服するための戦略の1つ目は「インパクトステートメント」の作成です。スポンシーは自らの優れた能力、性格、誇れる業績や経験を記したステートメントを作成する事で自身を最大限にアピールする事が可能となります。同時にスポンサーはこれを受けて戦術的な支援やアドボカシーを発揮する機会を見極めることが可能となり、これが効果的なスポンサーシップの基盤となるのです。
②2つ目の戦略はリスク許容度の向上です。ミスが不当に評価に影響する職場環境では、新たな挑戦によってリスクを冒すことはスポンシーにとって大きな負荷となり、このような職場環境においてはスポンシーが逆風に直面している可能性があります。健全なリスクテイクの方法を学ぶ機会を提供する事、スポンシーがおかれている環境を充分に理解する事、リスクテイクのプロセス全体に関わりリスク許容度を高めるとともに精神的なサポートをする事がスポンサーに求められています。
③3つ目の戦略は自己開発計画を立てる事です。効果的なスポンサーシップの実現のためにスポンシーは自分を支援できる具体的な方法をスポンサーに示す必要があります。ですが、多くのスポンシーにとって自分のニーズを率直に口にすることは容易ではありません。そのため、向上させたいスキルやプロジェクトのアイデア、キャリアプランを盛り込んだ自己開発計画を立てる事が効果的であると言えます。スポンサーシップは双方向の関係です、スポンシーとして成功するには、スポンサーシップの期待に沿う自己開発を行いイニシアティブを取ることが重要です。
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