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情報過多社会、企業の生産性を向上させる取り組みとは

紹介

仕事における情報過多は、現代企業の「情報はタイムリーにより多く」というコミュニケーションへのアプローチから必然的に生じています。

しかし結果としてこの情報過多の職場環境は、従業員のやる気と意思決定の質の低下を招く要因となっているのです。

本記事では、この情報過多の現状を解決し、企業の生産性を向上させるためにどのような取り組みが必要かを紹介します。

人事部や海外事業部の方は、グローバル人事戦略策定等の参考記事としてお役立てください。

ポイント

①約1000人の従業員と管理職を対象に行ったガートナーの調査によると、従業員の38%が職場における情報量が過剰であると回答しています。この状況は社員の企業戦略理解度、業務生産性の低下の要因となり、情報過多によるエネルギーの消耗はバーンアウトや疲労、管理職への不信感などをさらに悪化させています。

②情報の負荷(情報へのアクセスや解釈に費やす労力)の業務への影響は大きく、従業員1人当たり週3時間以上をこれに費やしていると言われています。この状況は職場における意思決定や変革に対する積極性へも悪影響を及ぼすと考えられ、業務遂行の根幹に関わる重要な問題となり得ます。現状すでに多くのマネジャーが会社の戦略に沿った正しい意思決定が出来ていない可能性があり、企業はこれを容認すべきではありません。

③情報の負荷が少ない組織づくりのためには、情報の流れに対する会社の考えを明確にする模範づくりが重要となります。従業員の情報体験に関するシェアードガバナンスの構築が効果的な方法の一つです。従業員が情報管理に関する共通のビジョンに沿って行動することにより、視認性が向上し、目的達成がスムーズ なシステムを会社全体で共有することが可能になります。

概要

配信元:Harvard Business Review

公開日:2023/07/03

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