2025年度 海外進出日系企業実態調査(中東編)
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30代から50代のビジネスパーソン300人を対象に、留学経験の有無と現在の業務、年収、役職との関係性を調査した結果、留学経験者と未経験者の間で、管理職比率や高年収層の割合、海外業務への関与機会に差がみられました。
本記事では、留学経験と中長期的なキャリア形成との関係についてご紹介します。
今回の調査で最も際立ったのは、留学経験の有無と「ポジション格差」の関係です。
課長・部長・経営層など管理職以上の割合は、留学経験者42.0%に対し、留学未経験者は21.5%と、実に約2倍の差がありました
役職なしは、留学経験者16.0%、未経験者55.0%、年収800万円以上は、留学経験者34.6%、未経験者22.4%でした。
留学の価値は語学スキル習得にとどまらず、ポジションやキャリアパスそのものを変えうる体験であることが数字として裏付けらました。
留学経験者のうち、「キャリアに影響あり」と回答したのは77.8%でした。
影響した内容で最も多かったのは「海外業務に関わる機会が増えた」51.9%でした。
他の回答は、「昇進・昇格に良い影響があった」37.0%、「視野や考え方が広がった」33.3%、「就活時に有利だった」30.9%と続き、定量・定性両面で幅広いプラスの効果が確認されました。
留学は単なる語学のスキルアップを超えて、キャリアへの影響を与えていると言えます。
画像引用:LivedoorNews
留学経験者の42%以上が海外業務への関与機会が増えたと回答しており、英語活用機会を持てているかどうかの差が、留学経験の有無と強く連動していることがうかがえます。
留学経験が海外業務への関与機会の蓄積や昇進機会の差として、中長期的なキャリアに影響を与えている可能性があるのです。
しかし、留学経験者の中でも「留学がキャリアに活きた」と感じる割合に開きがあり、「留学した=キャリア有利」とは単純に言い切れず、留学したこと自体だけで一律の効果があるのではなく、留学の質と設計が問われていることを示唆しています。
2026年4月3日~2026年4月6日
留学経験と中長期的なキャリア形成との関係性について
30代~50代のビジネスパーソン
配信元:LivedoorNews
公開日:2026/04/14