INSIGHT ACADEMY 導入事例

日鉄鉱業株式会社様

グローバル人材育成をゼロから構築。修了率100%を生んだ体系的なグローバル研修

創業以来、鉱物資源の探査・開発・操業に特化し、事業を展開している日鉄鉱業株式会社。戦後の混乱期や高度経済成長期、エネルギー資源の変革などに応じて、石炭から金属・非鉄金属、そして石灰石へと経営の軸を移しながら、総合資源会社としての地位を確立してきました。
現在は、国内では主に石灰石鉱山を、海外においては南米チリ共和国で銅鉱山を操業し、鉱物資源を安定的に供給しています。チリで操業中のアタカマ鉱山は、2003年に開山した日本企業がメジャー権益を取得して操業を担う現地でも珍しい運営形態の鉱山です。チリにおいては、2026年の開山を目指して開発中のアルケロス鉱山など、その他のプロジェクトも進行中であり、同社の海外重要拠点となっています。
国内外で「資源の安定供給」という責務を果たす同社に、INSIGHT ACADEMYを導入した背景や受講者の声、必須科目の修了率100%の秘訣などを伺いました。

[お話を伺った方]
日鉄鉱業株式会社 海外資源事業部 海外資源事業課 課長 藤澤 洋輔さま
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社名
日鉄鉱業株式会社
業種
鉱業
従業員数
2,199名(連結)、715名(単体)
グローバル拠点
3か国
設立
1939年
ウェブサイト
https://www.nittetsukou.co.jp/
受講対象者
  • 海外駐在員
  • 海外駐在前
  • 海外部門
  • プール人材
  • 国内社員全般

導入の背景

● グローバルに関する研修がほぼなかった
● 新たに海外資源事業部が発足し、海外人材の育成に力を入れることになったが、手探り状態で体系だっていなかった

選定のポイント

● 提供内容のカバー領域が広くコンテンツが充実している
● 視聴可能な講座が150以上あり、価格面もアクセシビリティも良い
● 必須コースや推奨コースがそれぞれ選択できる

導入効果

● 異文化への適応など講義での学びを、赴任後に有効活用できている
● 体系的な異文化理解の知識提供が、駐在員の現地での適応に貢献している

受講者の声

● 異文化適応していくうえで、全てを受け入れ実践するのではなく、自分の許容範囲と相手の許容範囲を見定め折り合  
 いをつけることが大事だと学んだ。
● 自分が考えていることを背景から説明しないと、海外では理解されにくいということが分かった。指示や説明をする
 ときにこれらの事を念頭におき背景もきちんと説明する必要があることを理解した。
● 今回の講義で出てくる「就社」という言葉にとても納得がいった。「就職」でも「就社」でもどちらが良い、悪いはな
 いと思うが、海外の人と仕事をするときは自分の価値観だけでなく、何を求めて、また相手はどのようなモチベーシ
 ョンで仕事をしているか考える必要があると感じた。
●うまくいかない原因は自分に起因するという「原因自分論」はどんな立場でも活かせる考え方である。非英語圏とい
 う環境のせいにせず、そのなかでできることを考えて仕事に従事しようと思う。

提供内容のカバー領域が広くコンテンツが充実していること、
価格面、アクセシビリティの良さで導入を決めた

――INSIGHT ACADEMY導入のきっかけと決め手について教えてください。

以前は、海外渡航時の危険対応や安全教育、語学研修などはありましたが、異文化理解などの現地でビジネスを有効に進めるうえで基礎となる研修はほぼありませんでした。

2022年7月に海外資源事業部が発足したことをきっかけに、グローバル人材育成を活性化していく方針になり、人事部とも協働して進めてきました。色々と情報収集や検討を進める中で、INSIGHT ACADEMYの研修に参加。

実際にサービスを体験し、商品のカバー領域が広くコンテンツが充実していること、価格面、アクセシビリティの良さを評価して導入を決めました。具体的には、視聴可能な講座が150以上ある点や、必須コースや推奨コース*1が選択できる点にメリットと感じました。

必須コースを組み合わせて階層別に最適なコースを用意し、
一般職から管理職まで幅広く活用している

――現在、どのような層への育成でご活用いただいていますか?

主に赴任前の一般職から管理職まで幅広く活用しています。
赴任者は、ビザの手続き等で赴任の約3か月前に私たちの海外資源事業部に移動となります。このときにグローバル研修としてINSIGHT ACADEMYのEラーニングを受講してもらっています。

INSIGHT ACADEMYのEラーニングでは、必須コースや推奨コース*1 をそれぞれ組み合わせることができるので、一般職向けと管理職向けの2つのコースを組みました。

一般職向けには、海外駐在におけるマインド醸成やマネジメント基礎スキルを学べる内容を用意しています。2回目の赴任や既に一般的な生活等のグローバル知識を持つ管理者に向けてのコースは、マネジメントの知識をつけてもらうことを目的としています。

また、将来の活用方法としては、海外駐在候補者(プール人材)への教育があげられます。
入社間もない若手の中に海外志向が強い社員も増えてきているため、INSIGHT ACADEMYのEラーニングを受講してもらうことで海外赴任に向けた準備を整えることができると考えています。

*1必須コース・推奨コースとは
学習目標の設定・視聴コース選択時の指針を目的に、受講者様のセグメント/受講期間に応じて、15~40講座程度の「受講者必須コース」「受講者推奨コース」をそれぞれ作成・提案し、効率的に学習を進められるよう支援いたします。受講者のINPUTやOUTPUTの量/質向上を通じて、受講者の行動変容、ひいては貴社への業績貢献を目指しています。

赴任前でも異文化コミュニケーションの壁に打ち当たることでEラーニングへ意欲的に取り組むようになり、
修了率100%を達成している

海外資源事業部は、海外既存プロジェクトの管理業務、海外新規案件の発掘、並びに海外赴任者の育成といった海外案件に特化した部となっています。
赴任者は事前に海外資源事業部に配属され、ビザの手続きや研修など赴任の準備を行います。
直前の準備期間ということもあり、海外赴任経験のない社員は、プレッシャーを感じて自発的にEラーニングを受講しています。

また、当部には台湾系カナダ人、ナイジェリア人、フィリピン人など外国籍のメンバーに加えて、海外駐在経験者も多く在籍しています。
そのため、当部での勤務においても海外で求められるスキルや知識の不足といった異文化コミュニケーションの壁に打ち当たり、より意欲的な受講に繋がっていると感じます。

これらが、必須コースの修了率100%達成を後押ししているのだと分析しています。
学習履歴レポート*2 で学習が滞っている社員には声掛けしますが、それも1割か2割くらいで、他は自発的に終わらせているのが現状です。

実際に海外赴任してみると講義の内容を強く実感したり、
様々なポイントで役立ったりすることが多く、有効性がとても高い

――受講者からの声を 教えてください。

我々の海外資源事業部には、経理から地質、採鉱、機械、電気、化学など鉱山運営・技術に関する様々な専門家が在籍しています。
そのため、物事の捉え方もバラバラなので、毎月いただいている学習履歴のレポートにあるEラーニングの感想は、中間がなく、良いか悪いかのどちらかに偏る傾向にあります。

しかし、実際に海外赴任してみるとネガティブな評価をしていた受講者でさえ「あの時の講義はこういうことだったのか!」と実感するなど、学んだことが効果を発揮しているようで、非常に有効的に活用できていると感じます*3 。
特に、実際に海外に駐在し、生き抜いてきたプロフェッショナルな講師の方が多いため、その当時の苦労話を聞ける点が評価が高いようです。

また、INSIGHT ACADEMYのEラーニング導入前にチリに長期出張して帰国後、しばらくして再度チリへの赴任が決まった社員がいました。
その時ちょうど、INSIGHT ACADEMYのEラーニングを導入していたので赴任前に受講してもらったところ、実際に海外生活*4 をするにあたって、小さいポイントごとで役に立つことが多く、異文化コミュニケーションや異文化概論などの話をチリ長期出張前に聞けていたら良かったと話していました。

*2 学習履歴レポートとは
受講者の学習合計時間やログイン率、平均学習時間の推移、視聴済みコースの一覧など、受講者の利用状況を可視化し毎月提出しています。未受講者/部署/拠点への個別フォローなど受講の更なる促進や、カリキュラム見直しなどに活用いただいています。

*3 国別駐在員研修シリーズ
対象国でのビジネス経験豊富なプロフェッショナルが、赴任先で現地社員と信頼関係を築いて成果を出すために解説。前半は対象国の国民性・ビジネス習慣・就業意識などを日本との違いに注目しながら解説&日本人駐在員が陥りやすい失敗例を紹介。後半は赴任先で現地社員とどのように信頼関係を築いていくべきか、プロフェッショナル自身の経験談も交えて具体的に解説。25か国以上公開中。

*4 各国の特徴シリーズ
海外で事業や生活を営む際に、必要と考えられる最低限の外部環境情報を6つの項目(基本情報・政治・ビジネス環境・文化・生活・インサイト)に分けて、対象国ごとにコンパクトにまとめ、インフォグラフィックスの手法を用いて解説。

学習履歴レポートや定期的な打ち合わせがあるので、進捗を管理しやすい

――INSIGHT ACADEMYの支援体制はいかがでしょうか?

毎月の定期的な連絡やレポートをいただけるので、とても進捗を管理しやすいです。
当社の担当が変わっても、その都度打ち合わせをしていただけるのも大変助かっています。
実際、当社でも私が三人目の担当ですが、スムーズに引き継ぎをしていただけています。

また、INSIGHT ACADEMYのEラーニングを導入した際、Eラーニングという特性上、どうしても受講者本人が自主的に受講する必要があるため、きちんと受講してくれるだろうかという懸念がありました。
しかし実際にスタートしてみると、私たち管理する側も専任コンサルタントの方*5 に今後講座をどう組んでいくか相談したり、受講者にどうアプローチ*6 していくかご提案をいただけたりしたので、導入当初の懸念はすぐに解消しました。

必須コース修了率 100%という結果は、このことも要因の一つだと思います。

グローバルビジネスに適合した人材育成を推し進めていきたい

当社の海外拠点は現在、南米チリを中心に6か所ですが、今後の事業進展とともに国や地域が拡がり、よりグローバルに活動していくことになります。

私たちは、現地で事業をする以上は、その文化や言語を尊重すべきという方針のもと、現地の方々に日本の考え方を押し付けるようなことは極力避けています。
そのため、今後グローバル化を進めていく中で、どうしても壁にぶつかることは多くなってしまうと思います。
その際は、25カ国以上の国別駐在員研修*3 があるINSIGHT ACADEMYのEラーニングを有効活用していきたいです。

*5専任コンサルタントとは
Eラーニングを導入して終わりではなく実際に成果に結びつけられるように、専属コンサルタントが運営面においても貴社をしっかりサポートいたします。定量/定性的分析や育成効果の振り返りに至るまで国内唯一のグローバル人材育成専門会社としてのノウハウを活用し、貴社のグローバル人材育成全般をきめ細かく支えてまいります。

*6学習促進リマインドとは
Eラーニングは「いつでもどこでも学習が可能」といったメリットがある一方、個人の自由度が高いため、「忙しいので、優先順位が下がってしまっている」「学習そのものを忘れてしまう」等の理由から、学習進捗が芳しくないことがあります。受講者様のモチベーションをサポートできるよう、弊社事務局が受講者様一人一人の学習状況をチェックし、「学習促進リマインド」を定期的に行います。受講者様の学習意欲が維持できるよう徹底的にサポートすることで、Eラーニングの弱点とも言える課題を解決します。

 

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