「行ってから学ぶ」体制を見直し、Eラーニングでグローバル人材育成を推進し早期活躍へ
1952年国産初の小型ホッチキスを発売以来、世界初・国内初の製品をいくつも開発し、シェアNo.1商材も多く保有しているマックス株式会社。徹底した現場主義・顧客主義でニーズに応え、世の中にない製品を創出・普及させることで、使う人が満足するモノづくりを大切にしてきました。さらに、優れた製品力を武器に海外市場へ積極的にアプローチを行い、コーポレートビジョンである「世界中の暮らしや仕事をもっと楽に、楽しくする」をモットーに世界の暮らしや仕事を支えています。海外事業の売り上げだけでも過去5年で約2倍の急成長をした同社がINSIGHT ACADEMYを導入した決め手や導入後の活用方法、受講率100%の背景などについて伺いました。
- [お話を伺った方]
- 海外営業部 事業推進G 拠点管理SEC 主任 菱山 有香子さま
海外営業部 事業推進G 拠点管理SEC 嶋村 陽奈子さま
- 社名
- マックス株式会社
- 業種
- 機械業
- 従業員数
- 999名(単独)、2,466名(連結)*2025年3月31日現在
- グローバル拠点
- 12か国
- 設立
- 1942年
- ウェブサイト
- https://www.max-ltd.co.jp/
- 海外駐在員
- 海外駐在前
- 海外部門
- プール人材
- 国内社員全般
導入の背景
● 受講者層が幅広いため、集合型研修では内容にミスマッチが起こっていた
● 出張が多く多忙な部署のため、集合研修ではスケジュール調整が困難で業務の負担になっていた
選定のポイント
● 個人のレベルに合わせて幅広い内容から選び、隙間時間に学習できる
● 教科書的な一般論にとどまらず、海外赴任を見据えたグローバルマインドを学ぶことができる
導入効果
● 異文化適応の事前知識として習得できたので、赴任後のコミュニケーションや実務に役立った
● 業務に直結している内容も多く、すぐに生かすことができる
受講者の声
● 日本と比較して仕事に対しても個人主義であることを学んだため、何故聞き取り調査を行うのか、意味や重要性を理解してもらえるよう資料作成に落とし込むことができた。
● 駐在は不安、大変というイメージがあったが現地の環境や商習慣に関する知識が無いためだと気づいた。
● ホフステードの6次元モデルが良く説明されていて、これを先に視聴しておくと国別の異文化理解の動画を見る際に役立つ。
● 海外で働くにあたっての心構えや、現地の同僚との付き合い方の講義を通して海外の顧客とのコミュニケーションを学ぶことができた。
● 15年くらい英語のプレゼンを作成・発表してきたが、こうしたセオリーには無縁だったので、明日から取り入れたいノウハウばかりだった。
マインド・知識・実務スキル様々な講座が揃っていて、教科書的ではない
経験豊富な実務経験者が講師となっていることが決め手になった
――INSIGHT ACADEMY導入のきっかけと決め手について教えてください。
私たちのセクションでは、海外事業の売上・人員拡大に伴う部内の人員育成に取り組んでいます。
これまで当社は海外赴任を見据えた明確な教育プランを整えられておらず、「行ってから学ぶ」というスタイルが主流となっていました。
一方で海外売上比率が年々増加するなか、赴任者を増やしローテーションを活発化させる必要がありました。
そのため、海外赴任候補者が本社勤務中にグローバルで通用する知識・マインド・スキルを習得し、赴任後早期に活躍できるように支援することが当セクションの課題でした。
2年ほど外部の講師を招いた集合研修を実施していましたが、受講対象者が広範囲すぎたため、内容が総花的になってしまったり、個々人のレベルや学びたい内容とのミスマッチが起きてしまっていました。
また、3時間の研修を2日間行っていましたが、海外出張もある多忙な中での時間調整が負担といった声も出ていたため、「一人ひとりのレベルに合った幅広い内容が学べる育成・教育ツール」を探し始めました。
そこで、個々人が自分に必要な内容を自由に選択して学ぶことができ、且つグローバル人材育成に特化した内容の教育・研修ツールを捜し「グローバル人材」「E ラーニング」でネット検索していたところ、インサイトアカデミーのホームページを見つけました。
無料トライアル視聴*1 などを通して、当社の課題解決に大変有効であると感じました。
教科書的な”一般論”にとどまらず、知識を実務の現場でどう生かし活用するかまで踏み込んだ講座が豊富であることや海外赴任を見据えたグローバルマインドを学べること、受講者が自身のレベルに応じて必要なスキルを選べるように幅広い講座があることが決め手となり、導入を決めました。
*1 無料トライアル視聴
リリース中の150以上の講座すべてを2 週間トライアル視聴することが可能です。詳細はお問い合わせください。(HP からも相談&申し込み可能)

新入社員や新規メンバーはグローバルマインドや異文化理解について、
駐在経験者は復習的な振り返りや次回の赴任に向けて
マネジメント等のスキルアップのために受講している
――現在、どのような層への育成でご活用いただいていますか?
海外営業部員全員にINSIGHT ACADEMY の概要を説明し、希望者全員に受講してもらっています。受講者の年代、経験、課題、赴任前か赴任後か、本当に多様であるため、あえて受講対象者は絞っていません。
特に海外事業に初めて関わる新入社員や他部門からの異動者には、マインドセットや異文化理解*2など学べる講座が多いので、受講をお薦めしています。
グローバルで活躍したいという想いのある社員が増えてきているからか、今期の新入社員と新規メンバーはほとんど受講を希望してくれました。
他にも、一度駐在を経験した社員は、自身の駐在経験と照らし合わせながら復習的に振り返るために講座を利用したり、次の駐在に備えるためにマネジメント等のスキル習得を目的に意欲を持って受講したりしています。
*2 グローバルマインドシリーズ
世界で通用する思考力を身に付けるには、対象国の文化や商習慣を自国の基準で評価するのではなく、対象国の価値観や思考習慣との違い(異文化)やその裏にある背景を正しく理解しようとする姿勢を持つことが大切です。そうでなければ、国内でいかに活躍していた人材でも、世界で結果を出すことは困難です。
INSIGHT ACADEMY は、異文化理解に関する学識者や海外ビジネスの専門家から厳選した講師陣による体系的でわかりやすい解説で、皆さんのグローバルマインドを醸成します。
海外事業に従事してきた講師の実体験や英語プレゼンの技術など、
すぐに実務に活かせる内容も多い
――講座コンテンツはいかがでしょうか?
すぐに実務に活かせる内容が多く、満足しています。
海外事業に携わるマインドセット・心得から、実際に海外事業に従事してきた講師の実体験談まであり、幅広い階層にあった講座を用意されていると実感しています。
なかでも、各国の特徴シリーズ*3では、各国の基本情報や政治、ビジネス、環境、文化、生活など、多方面に渡り解説されていて、有意義な内容でした。
受講者の声としては、自身に足りていないスキルの明確化につながったというものや、赴任直後の現地社員たちとのコミュニケーションにすごく役立ったというものがありました。
また、複数の講座を受けることで、どの講座でも共通している部分、逆に講師によって考え方やアプローチが違う部分があるため、そこから絶対に外してはいけない肝について学ぶことができたという声もありました。
他にも、世界中にいる代理店さんにWebミーティングでプレゼンすることが増えたため、英語プレゼンの技術*4という講座は、効果的なフレーズや実例があり、営業スタッフからの人気も高いです。特にグローバル人材シリーズや世界で結果を出すシリーズなどが好評のようです。
さらに、受講後に講師の方の著書を自主的に購入し、より一層の学習に取り組んでいる部員もいます。
*3 各国の特徴シリーズ
海外で事業や生活を営む際に、必要と考えられる最低限の外部環境情報を6つの項目(基本情報・政治・ビジネス環境・文化・生活・インサイト)に分けて、対象国ごとにコンパクトにまとめ、インフォグラフィックスの手法を用いて解説。
*4 『英語プレゼンの技術』
日本語でも苦労するプレゼンテーションを英語で行うとなると、英語力があっても不安に感じる人も多いと思います。「世界に羽ばたく明日の日本代表に真の英語力を」をミッションにビジネスパーソンのサポートをしている講師が、外さない英語プレゼンの構成、スライドやスクリプトを英語で作成するためのポイントを始め、リハーサルの行い方やQ&A 対策まで解説します。

定期的な発表会にて、E ラーニングで学んだこと等をアウトプットしたり、
共有したりすることで、より効果的で意欲的な学習につなげている
現在、当社では、INSIGHT ACADEMY を受講するにあたり、推奨講座*5の受講と定期発表会への参加を受講条件として設けています。
発表会は、基本的に出張者以外は参加必須で、勤務時間内で受講を進めていることから進捗や学びを把握してもらうためにそれぞれの上長も参加しています。
発表内容は、受講した感想や学びとして得たこと、学習方法、今後の業務への活用方法についてなどです。学習方法については、スクリーンショットを残して復習できるようにしたり、自分にとって有用な講座はメモをしておいて隙間時間で再度受講したりすることなどが共有されたことがあります。
中でも受講した感想について、駐在経験者が、「この講座は駐在中に大事なポイントだった。事前に受講しておきたかった。」といった内容の発表をしてくれると、駐在前のメンバーはとても参考になるようです。
また、強制感からではなく、より自分の学びたいテーマを深めるために活用して欲しいこともあり、必須講座ではなく推奨講座として設定しています。
昨年一年間は、一般的な推奨講座を設定しましたが、受講メンバーの需要とマッチしなかったためか、なかなか受講率が上がりませんでした。
講座がたくさんありすぎて選ぶのに時間がかかってしまうという声も挙がったため、今期では、発表会で上がったお薦めの講座を設定するとともに、専任コンサルタント*6 の方と相談しながら、若手や赴任前などステージごとにグループ分けを行い、それぞれに合いそうな講座を設定しました。
多様なメンバーが「自分はこの年代だから、これが推奨なのかな」というように、個々のステージにマッチした講座が選びやすいような形として機能しています。
*5 必須コース・推奨コースとは
学習目標の設定・視聴コース選択時の指針を目的に、受講者様のセグメント/受講期間に応じて、15~40講座程度の「受講者必須コース」「受講者推奨コース」をそれぞれ作成・提案し、効率的に学習を進められるよう支援いたします。受講者のINPUTやOUTPUTの量/質向上を通じて、受講者の行動変容、ひいては貴社への業績貢献を目指しています。
*6 専任コンサルタントとは
Eラーニングを導入して終わりではなく実際に成果に結びつけられるように、専属コンサルタントが運営面においても貴社をしっかりサポートいたします。定量/定性的分析や育成効果の振り返りに至るまで国内唯一のグローバル人材育成専門会社としてのノウハウを活用し、貴社のグローバル人材育成全般をきめ細かく支えてまいります。
専任コンサルタントとの定期的なミーティングや学習履歴レポート、
総括報告書などがあり、単なるツール提供にとどまらない
手厚い支援が大変助かっている
――INSIGHT ACADEMYの支援体制はいかがでしょうか?
専任コンサルタントの方 と定期的にミーティングを実施しており、日々の運用の中で生じる細かな質問や疑問点についても、一つひとつ丁寧にご回答・フォローをいただいています。
そのため、安心して取り組むことができており、全体として非常に満足度の高いサポートを受けていると感じています。
また、学習履歴レポート*7 や総括報告書*8 といった各種資料をご提供いただける点も大変ありがたく、状況把握や振り返りにおいて大いに役立っています。
特に、毎月共有いただいている学習履歴レポートについては、氏名などの個人情報に該当する部分を一部加工した上で、受講者全員に全体の進捗状況を共有しています。
これにより、学習が順調に進んでいる点や遅れが見られる点を可視化でき、学習ペースが遅れているメンバーへの意識づけや後押しとして効果的に活用しています。
単にツールを提供していただくだけでなく、実際の運用方法や社内展開の工夫、今後の企画に関する相談にも柔軟に対応していただけることは非常に有益であると感じています。
*7 学習履歴レポートとは
受講者の学習合計時間やログイン率、平均学習時間の推移、視聴済みコースの一覧など、受講者の利用状況を可視化し毎月提出しています。未受講者 / 部署 / 拠点への個別フォローなど受講の更なる促進や、カリキュラム見直しなどに活用いただいています。
*8 総括報告書とは
INSIGHT ACADEMY導入初年度全体の総括・振り返りを行うMTGでご提出する報告書です。
学習時間や受講率などの“定量分析”のみならず、受講者総括アンケートによる受講者の意識変化や行動変容などの“定性面”にもフォーカスした《学習効果検証》をまとめたもので、導入企業内のグローバル人材育成課題の洗い出しや、次年度以降の育成施策検討のために活用いただいています。
「Eラーニングを導入して終わり」ではなく、利用率の向上や学習理解度の促進に至るまで専属のコンサルタントが伴走サポートするグローバル人材育成支援サービス「GHR支援デスク」と併せて活用いただけます。
海外事業だけではなく、国内事業においても
グローバルに適合した人材育成を推し進めていきたい
――貴社グローバル人材育成における今後の展望について教えてください。
現在、海外売上比率が50% を超え、海外事業の売り上げは過去5年で2 倍に急成長しました。
そのなかで、更なる海外事業の拡大には人材強化が必要不可欠だと考えています。
そのため、組織的・体系的なグローバル人材育成の体制づくりが課題です。
グローバル志向の高い人材の採用強化や、人材を定着・活躍させるための育成体制など、複数の施策を有機的にリンクさせながらグローバル人材育成に取り組んでいきたいと考えています。
特に、「社員一人一人がモチベーションを高めてキャリア形成をしながら活躍出来る組織を作りたい」という考えのもと、インサイトアカデミーでのインプットを起点に自身の不足スキルを可視化し、さらなる学習や挑戦へのモチベーション向上につなげる育成フローを構築していきたいと考えています。
こちらの企業のより詳細な導入事例資料を
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