INSIGHT ACADEMY 受講者事例

菊池 洋平様

株式会社ネオス・シンガポール現地法人社長

海外駐在で現地法人社長に。語学プログラムで心理的負担を減らし、自ら発信して意図を伝える力を磨いた

株式会社ネオスのシンガポール現地法人 NEOS CHEMICAL (S) PTE.LTD. で Managing Director を務める菊池洋平さま。工業用化学薬品の製造・販売事業を統括し、ASEAN各国やインド、台湾など幅広い地域で事業を担っています。シンガポール赴任が初めての海外駐在であり、現地法人の責任者として経営と組織運営の両面に向き合うなかで、社内外とのコミュニケーションをさらに深め、会社ビジョンの浸透や新規エリアでの活動にもつなげるため、INSIGHT ACADEMYの語学プログラムを受講されました。今回のインタビューでは、受講のきっかけや実務で感じていた課題、学びを通じた変化に加え、グローバル人材として大切にしている考え方や今後の抱負について伺いました。

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役職
Managing Director(シンガポール現地法人社長)
駐在経験有無
あり
駐在国
シンガポール共和国
現地法人名
NEOS CHEMICAL (S) PTE.LTD.
業種
化学工業
創業
1950年8月
グローバル拠点
5拠点
従業員数
299名
ウェブサイト
https://neos.co.jp/
受講プログラム
語学(英語)
受講対象者
  • 海外駐在員
  • 海外駐在前
  • 海外部門
  • プール人材
  • 国内社員全般

受講前の状況や感じていた課題

● 通常業務はこなせていても、社内外とより深く関わる英語力を高めたかった
● 複雑な議論や抽象的な話題で、とっさに言葉が出にくい課題があった
● 現地法人責任者として、英語での会話力と経営全般を担うことの両面に不安があった

選定のポイント

● カウンセリング担当者との面談を通じて、自分に合う講師を選定してもらえる点に納得感があった
● 英語力や出張の多い生活に合わせて、教材や宿題が設計されていた
● 幅広い教材とアウトプット機会があり、飽きずに継続しやすかった

受講を通じて得られた変化

● 英語でのコミュニケーションに対する心理的な負担が軽減された
● 自分から発信し、相手に伝わるよう組み立てる力が実務でも生きた
● 学習の習慣化と、今後も続けられる自分なりの進め方が見えてきた

シンガポール現地法人の責任者として、事業成長と組織運営の両面を担っている

菊池 洋平様

※オンラインインタビューにて、菊池さまにお話を伺いました

菊池様の現在のご担当業務について教えてください。

当社シンガポール現地法人のManaging Directorとして、工業用化学薬品の製造・販売事業を統括しています。
シンガポールで製造した製品を、ASEAN各国に加え、インド、台湾、トルコなどへ販売しており、グローバル市場での事業成長と組織運営の両面を担っています。現地法人の責任者として経営全般に携わっており、日本人のいない環境のなかで、シンガポーリアンの社員と日々コミュニケーションを取りながらマネジメントを行っています。

現地では、長く勤務しているベテラン社員も多いため、自分にしかできない役割を明確にしながら、任せるべきことはしっかり任せ、バランスを見ながら組織を動かすことを意識しています。

通常業務の先にある、関係構築や組織浸透まで見据えて英語力を高めたかった

INSIGHT ACADEMYの語学プログラムを受講されたきっかけを教えてください。

海外勤務が3年を超え、日常生活や通常業務で大きな不便を感じることはありませんでした。
ただ、その一方で、社内スタッフとのコミュニケーションをより深めたり、会社ビジョンを浸透させたり、社外の重要顧客と多層的なコミュニケーションを取ったり、新規エリアであるインドなどでマーケティング活動を進めたりするには、英語力をもう一段引き上げる必要があると感じていました。

特に、仕事の説明や日々のやり取りにとどまらず、自分の考えや会社としての方向性を丁寧に伝えたり、相手との距離を縮めながら関係を築いたりする場面では、もう一歩踏み込んだ表現力が必要だと感じていました。仕事の話はできても、関係を深めるための踏み込んだ会話や、少しセンシティブな話題になると、とっさに言葉が出にくいこともありました。
そうした課題を感じるなかで、自分一人では次のレベルの上げ方を整理しにくかったため、一度外部の語学研修を受けて、自分の学び方を見直したいと思ったことが受講のきっかけです。

複雑な議論や抽象度の高いテーマになると、適切な表現がとっさに出にくかった

海外赴任や海外事業に必要な言語スキルについて、受講前に感じていた課題や不安はありましたか?

受講前は、自身の英語力について、母国語と比べるとコミュニケーション力がどうしても落ちるという感覚がありました。
特に、複雑な議論や抽象度の高いテーマを扱う場面では、とっさに適切な言葉が出にくく、自分の考えを十分に伝えきれないもどかしさを感じることがありました。

また、シンガポール赴任前には、英語を使った会話力やコミュニケーション力に加え、現地法人責任者として経営全般を担うことにも不安がありました。
実際に現地で働くことを考えると、単に業務上のやり取りができるだけでなく、社員との普段のコミュニケーションや、相手との関係づくりの場面でも、もう一段自然にやり取りできる力が必要だと感じていました。
そうした意味で、言語スキルの不安は単なる英語力そのものというより、現地で責任を持って役割を果たしていくための基盤として捉えていたと思います。

自分の英語力とライフスタイルに合わせて、無理なく習慣化できる学び方を見つけられた

INSIGHT ACADEMYの語学プログラム全体について、ご感想をお聞かせください。

全体としてよかったのは、自分の現在の英語力や、定期的な海外出張があるライフスタイルに合わせて、どのような方法やマテリアルで英語学習を習慣化し、成果につなげていくかを、楽しみながら学べたことです。

単にレッスンを受けるだけでなく、自分に合った学習の進め方を整理できたことで、今後も継続していくためのイメージを持てるようになりました。
教材が固定的ではなく、毎回機械的に同じことを繰り返す形でもなかったため、飽きずに続けられた点もよかったです。また、さまざまなマテリアルに触れながら、自分に取り入れやすい学び方を見つけられたことも印象に残っています。

自分に合う講師と学べたことに加え、
幅広い教材・話題でのアウトプット機会が継続のしやすさにつながった

語学レッスンについてのご感想を教えてください。

これまでにも複数の語学サービスを受けてきましたが、INSIGHT ACADEMYの語学プログラムでは、どのような講師が自身の担任になるのかを、カウンセリング担当者との面談を通じて選定してもらえた点が、とても良かったです。
私自身、日本語や日本文化への理解があるネイティブ講師を希望していたため、実際に担当いただいた講師は、現在の自分の状況にも非常に合っていると感じました。

レッスンでも最初から最後まであまり緊張せずに取り組むことができ、日本の話題やそれぞれの国の文化も交えながら、自然に会話を広げられたのが印象に残っています。政治やビジネスなど幅広い話題について意見を述べる機会があり、プレゼンテーションやディスカッションも多く、単に会話機会を持つだけでなく、自分の考えを組み立てて伝える練習になりました。

特に印象に残っているのは、毎日15分のリーディングやプレゼンテーション作成、映画表現を学ぶYouTube教材などです。
リーディングは隙間時間にも取り組みやすく、プレゼンテーション作成では、相手に伝わりやすい構成や表現を考える良い機会になりました。また、映画を題材にした教材は、自分が知っている作品を通じて英語表現を学べるため、楽しみながら続けやすかったです。

毎回のボリュームもちょうどよく、出張が多い中でも隙間時間やフライト中に進められたため、無理なく継続できました。
「この課題はこの日にやる」「これは移動時間に進める」「まとまった時間が必要なものは週末に取り組む」といった形で、自分のスケジュールに合わせて学習を組み立てていました。
プレゼンテーションの準備では、画像探しにAIを活用するなど、限られた時間の中でも取り組みやすいよう自身で工夫できたことも、継続につながったと思います。

英語を使う心理的負担が減り、自分から発信し、聞き返す姿勢が自然になった

受講前と比べて、業務面や意識面で変化を感じたことはありますか?

受講前と比べると、英語でコミュニケーションを取ることに対する負担や、面倒だと感じる気持ちが低減しました。
特に同僚との日常会話では、自分から積極的に発信したり、わからない話題や内容について聞き返したりすることへの心理的なハードルが下がり、やり取りの中に自然に入っていける感覚が強まりました。

また、プレゼンテーションやディスカッションを通じて、自分の考えを整理しながら相手に伝える意識が高まり、英語でのコミュニケーションをその場しのぎではなく、自分なりに組み立てながら進めやすくなったと感じています。実務のなかでも、主張の強い相手に対して論点や伝えるべきポイントを明確にし、相手の共感も得ながら話を進める組み立てが徐々にできるようになってきました。
単に英語を話すことへの抵抗感が薄れただけでなく、相手とのやり取りを自分で前向きに動かしていこうという意識にも変化があったと思います。

赴任前後の視点整理に役立ち、海外業務を体系的に学び直せる点に価値を感じた

語学プログラムとは別に、Eラーニングも受講いただきましたが、どのようにご活用されていましたか?

Eラーニングは2021年、シンガポール赴任前に自分で見つけて申し込みました。他のサービスにおいて、海外赴任に特化した内容は当時あまり多くなかったため、INSIGHT ACADEMYのEラーニングの赴任前に学べる点に価値を感じました。国別駐在員研修*1や法務関連*2の講座などは、現地に住む前提で知っておくべき内容を学べるだけでなく、出張ベースの業務にも生きると感じています。

私自身はすでに現地で業務をしている立場ですが、Eラーニングでは、実務で経験していることを整理し直し、一般的な考え方や他社の捉え方も含めて学びやすいと感じました。現地で日々業務を行っているからこそ、自分の経験を俯瞰して見直しながら理解を深められる点にも意味があったと思います。今回は語学とEラーニングを切り分けて受講しており、それぞれを異なる目的で活用していました。

*1 国別駐在員研修シリーズ:対象国でのビジネス経験豊富なプロフェッショナルが、赴任先で現地社員と信頼関係を築いて成果を出すために解説します。前半は対象国の国民性・ビジネス習慣・就業意識などを日本との違いに注目しながら解説し、日本人駐在員が陥りやすい失敗例を紹介。後半は赴任先で現地社員とどのように信頼関係を築いていくべきか、プロフェッショナル自身の経験談も交えて具体的に解説します。

*2 「海外事業コンプライアンス」シリーズ:海外事業コンプライアンスに関する学識者や海外ビジネスの専門家から厳選した講師陣が、各国における法令遵守やリスク管理の実践力を身に付けるためのポイントを体系的にわかりやすく解説いたします。

自分にしかできない役割を明確にし、
相手に合わせた自然なコミュニケーションで信頼を築くことが重要

グローバル人材として活躍するために、どのような要素や姿勢が重要だとお考えですか?

グローバル人材として活躍するためには、まず自分のカラーをしっかり出し、自分にしかできない役割を確立することが大事だと思います。
特に海外の現場では、ただ日本と同じやり方を持ち込むのではなく、自分が何を担い、どこで価値を発揮するのかを明確にすることが求められると感じています。

一方で、現地スタッフが担うほうがよい領域はしっかり任せ、そのバランスを見ながら組織を動かしていくことも必要です。
自分が前に出るべき場面と、現地メンバーを信頼して任せるべき場面を見極めることが、組織をうまく機能させるうえで大切だと思います。

その際に重要なのは、テクニックに頼るのではなく、相手ごとに伝え方を工夫しながら、自然なコミュニケーションで信頼関係を築くことです。相手に合わせて伝え方を変えることは必要ですが、それが不自然なやり方になってしまうと、かえって距離ができてしまうこともあると思います。
だからこそ、英語力そのものだけでなく、自分の考えを整理し、相手に伝わる形で組み立てる力や、相手との関係性を見ながら対話を重ねる姿勢が欠かせないと感じています。

自信を持って幅広い話題を話せるようになり、
よりスムーズに言葉が出るようになった点が印象に残った(スーザン講師)

フィニス スーザン講師

担当講師 フィニス スーザン講師

講師から見て、菊池様の成長ポイントや印象的だった変化があれば教えてください。
(担当講師 フィニス スーザン講師)

菊池さんは、もともと語彙力をしっかりお持ちで、ビジネスの場面でも英語を使っていらっしゃいましたが、受講を通じて、最後のほうはよりスムーズに話せるようになったと感じています。特に印象に残っているのは、プライベートでもビジネスでも、幅広い話題について自信を持って話せるようになったことです。

授業では、さまざまなテーマについてご自身の意見を話していただいていましたが、回を重ねるごとに、考えを整理しながら、相手に伝わるように自然に言葉をつないでいかれる場面が増えていきました。もともとお持ちだった力を土台にしながら、話し方のスムーズさや、ご自身の考えを分かりやすく伝える力がさらに伸びていかれたように感じています。

また、そうした成長は、菊池さんご自身の前向きな姿勢があってこそのものだったと思います。お仕事もプライベートもお忙しい中で、プレゼンテーションやディスカッションの宿題をしっかり準備してくださって、毎回とても意欲的に参加されていました。授業の中でも、ただ受け身で取り組むのではなく、ご自身でしっかり考えながら話そうとされる姿勢が一貫していて、その積み重ねが、話す力や自信の伸びにつながったのではないかと感じています。いろいろな話題に対して前向きに向き合い、ご自身の言葉で伝えようとされる姿勢が、菊池さんらしさとしてとても印象に残っています。

経営と英語コミュニケーションの両方を磨きながら、新しい環境への挑戦を続けていきたい

菊池様の今後の抱負や、目指していることを教えてください。

今後も、会社の経営や英語を使ったコミュニケーションといった、海外事業に必要な経営面と英語でのコミュニケーション力を継続的に向上させていきたいと考えています。
シンガポール駐在も5年目に入り、この先ずっとシンガポールにいるとは限らず、別の国に行く可能性も、日本にいながら海外事業に携わる可能性もあると思っています。
どのような立場や環境になったとしても、これまでの経験を土台にしながら、新しいことに挑戦し続けていきたいという気持ちは変わりません。

変化の大きい環境のなかでも、自分自身が価値を発揮するだけでなく、周囲と協働しながら新たな価値を生み出せる存在でありたいと考えています。また、当社の経営ビジョンである「アジャイルマインドで新たな未来を創出」のもと、グローバルに価値提供できる個人であると同時に、チームとしても成果を出していけるよう取り組んでいきたいと思います。

レッスン後の自分を思い描きながら学び、海外への挑戦にも前向きに踏み出してほしい

これからINSIGHT ACADEMYの語学プログラムを受講する方や後輩の皆様へ、メッセージをお願いします。

これから受講する方には、レッスンそのものをこなすだけでなく、受講後にどのような自分になりたいか、その後どのように英語学習を続けていきたいかまで意識しながら、日々のレッスンに楽しく参加してほしいと思います。
語学学習は、その場の受講だけで完結するものではなく、その先の仕事の進め方や、自分の可能性の広げ方にもつながっていくものだと感じています。

私自身、赴任前は語学力にも経験にも自信がありませんでしたが、実際に海外で働いてみると世界が広がる感覚がありました。日本にいるだけでは考え方が固まりやすい面もあるので、そうしたチャンスがあるならぜひ挑戦してほしいです。

語学を学ぶ時間そのものが、そうした一歩を踏み出す準備にもつながると思いますし、海外経験者や現在進行形で海外で働いている人とのつながりも、大きな財産になると感じています。ぜひレッスンを楽しんでください!

 

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