2022.04.06
【グローバルマインド】異文化適応の方法論を公開しました
グローバル人材育成特化型eラーニングサービス「INSIGHT ACADEMY」にて、新規講座「異文化適応の方法論」をリリースしました。
異文化の環境で仕事をする際に求められる「異文化適応力」について知識を深め、そのスキルを習得するための具体的な方法について解説します。
異文化適応の方法論
本講座は、「異文化理解概論*」講座で解説した異文化理解の指標や概念を踏まえて、「対象国や個々の事象にどう対応したらよいか」といった「異文化適応の方法」を学ぶ講座です。
文化の異なる相手に対応する姿勢や、コミュニケーションスキルについて具体的に解説していきます。
グローバル環境で成果をあげていくためには、異文化を理解するための指標をもち、その背景や要因を紐解いて柔軟に対応していく力を身につけておく必要があります。
「異文化理解概論」講座では、異文化理解のメカニズムと、その理解を深めるためのさまざまなフレームワークを紹介します。
異文化適応の方法論 コース内容
EP.1 異文化適応力とは?
・自己紹介&本講座について
・異文化適応とは?
・異文化適応に必要な3つのスキル
EP.2 異文化摩擦はなぜ起きる?①ステレオタイプ
・異文化摩擦とは?
・なぜステレオタイプを持つのか?
・ステレオタイプを克服する3ステップ
EP.3 異文化摩擦はなぜ起きる?②ケーススタディ
・「すみません」だけでは通用しない
・理由のある「断り」を心がける
EP.4 異文化適応スキル ①異文化ギャップへの対応
・避けては通れないカルチャーショック
・信頼関係を築く自己開示
・エポケーとは?
・相手の視点に立って考える2つのスキル
EP.5 異文化適応スキル ②状況の分析(D.I.E.メソッド)
・異文化問題を解決に導くD.I.E.メソッド
・ケーススタディ
・D.I.E.を利用した分析
EP.6 異文化適応スキル ③言語コミュニケーション
・アサーティブ・コミュニケーションとは?
・習得に必要な5つのポイント
EP.7 異文化適応スキル ④非言語コミュニケーション
・非言語コミュニケーションとは
・異文化における表情の伝達
・話者のアイコンタクト
EP.8 異文化適応スキル ④非言語コミュニケーション(続き)
・海外における接触行動
・対人距離の違い
・ジェスチャー
講師プロフィール
岡田昭人(おかだ あきと)氏
東京外国語大学大学院総合国際学研究科教授
オックスフォード大学教育学博士
ニューヨーク大学大学院で異文化コミュニケーション学の修士号を取得。オックスフォード大学教育学大学院にて日本人で初めて教育学の博士号を取得。東京外国語大学で15年以上にわたり教育学・異文化コミュニケーション学を教授。留学生教育学会副会長、日本国際教育学会元副会長、留学生奨学財団選考委員、NPO法人理事等、グローバル人材育成に関する公的機関の委員を数多く歴任。
INSIGHT ACADEMYとは
「海外で収益を生み出す人材」を育てるべく、体系的に設計された日本初(自社調べ)のグローバル人材育成特化型eラーニングサービスです。
インサイトアカデミーでは海外事業経験豊富な専門家5,000人から収集した情報に基づき、グローバル人材要件を以下の6つと定義しています。
01:グローバルマインド
02:異文化マネジメント力
03:経営知識
04:海外ビジネス環境理解
05:実務言語力
06:実戦適用力(実戦の数)
今回リリースされた新規講座は、グローバル人材育成要件「01:グローバルマインド」の講座になります。
世界で通用する思考力を身に付けるには、対象国の文化や商習慣を自国の基準で評価するのではなく、対象国の価値観や思考習慣との違い(異文化)やその裏にある背景を正しく理解しようとする姿勢を持つことが大切です。そうでなければ、国内でどんなに活躍していた人材でも、世界で結果を出すことは困難です。
INSIGHT ACADEMYは、異文化理解に関する学識者や海外ビジネスの専門家から厳選した講師陣による体系的でわかりやすい解説で、グローバルマインドを醸成します。