プレスリリース

2026.10.05

「海外事業❛実践❜MBA」新講座『ブランド戦略』を公開しました ― 現地で「どのような存在として選ばれたいか」を設計する

グローバル人材育成・研修業を手掛けるインサイトアカデミー株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役:金 珍燮)は、オンライン研修サービス「INSIGHT ACADEMY Eラーニング」の新講座シリーズ『海外事業❛実践❜MBA:マーケティング』(全15講座)の講座として、「ブランド戦略」を提供開始しました。

海外向けのマーケティングに関わる駐在員・経営幹部はもちろん、本社のマーケティング・商品企画担当者や、次世代のグローバル人材候補(プール人材)・国内社員まで、現地市場で自社がどのような存在として選ばれたいのかを明確にし、一貫したブランド体験を実現する考え方を学べる内容です。

本講座は「ブランド戦略に関する一般的なプロセス」「海外現地ビジネスでつまずきやすいポイント」の2部構成です。プレビュー動画は、以下より無料でご覧いただけます。

▶ プレビュー動画を見る(無料)

本リリースのポイント

・海外事業に特化したEラーニング『海外事業❛実践❜MBA』の『マーケティング』シリーズ(全15講座)の講座として『ブランド戦略』を提供開始。
・「目指すブランド像の定義」「ターゲット顧客と認識ポジションの決定」「ブランド体験の設計」「継続的な浸透・改善」の4ステップで、ブランド戦略の進め方を解説。
・「翻訳」ではなく「現地顧客に伝わる意味」に置き換え、発信前の事前チェックと発信後の効果検証で、ブランドの伝わり方を確かめる方法を提示。
・ブランドを全社共通の行動基準として言語化し、担当者や拠点が変わっても一貫したブランド体験を提供する仕組みづくりを解説。

「ブランド戦略」とは:現地で「どのような存在として選ばれたいか」を設計し、一貫した体験で育てる

ブランドとは、ロゴやデザインだけを指すものではなく、顧客が企業や商品・サービスに対して抱く期待やイメージの総体です。ところが海外市場では、顧客が日本企業の歴史や実績を知らない場合が少なくありません。日本国内では当たり前に評価されている品質や信頼性も、最初から理解されているわけではないため、「良い商品・サービスを提供すること」と同じくらい、「どのような企業として認識されるか」が重要になります。

本講座では、海外現地で日本人駐在員がつまずきやすい3つのポイントを、「つまずき→なぜ→どう乗り越えるか」の流れで解説します。

・日本で強いブランドが海外でも通用すると考えてしまう(現地顧客は企業名も日本での実績も知らない場合がある)
・ブランド価値が現地顧客に正しく伝わらない(「高品質」を訴求したのに「価格が高そう」という印象だけが残る)
・ブランド体験が現地で一貫しない(営業担当者や拠点によって説明内容や対応品質が異なる)

解決の鍵は、ブランド認知をゼロから構築する前提で、現地顧客が実際に比較している競合を基準に自社の位置づけを再定義すること、営業資料やWebサイトの文言を現地スタッフや販売代理店とともに見直し、顧客が受けとる印象まで確認すること、そして「問い合わせには24時間以内に一次回答する」といった具体的な行動基準や新任者教育、評価の仕組みにブランドを落とし込むことです。

ブランドは、営業から納品、アフターサービスまで、一貫した顧客体験を積み重ねることで信頼が生まれます。その信頼が価格競争に巻き込まれにくいブランドを育て、リピートや紹介という形で将来の売上につながります。日本市場の常識ではなく、現地市場の視点でブランドを設計し、現地顧客の反応を確認しながら育てていくことが求められます。

コース構成

EP1. ブランド戦略に関する一般的なプロセス
EP2. 海外現地ビジネスでつまずきやすいポイント

「海外事業❛実践❜MBA:マーケティング」シリーズとは

『マーケティング』シリーズは、海外向けのマーケティングに関わるすべての人——現地でマーケティングを担う駐在員はもちろん、本社のマーケティング・商品企画・事業企画担当者や、将来の赴任を見据えるプール人材まで——が学べる全15講座です。

一般的なMBAの理論を土台にしつつ、海外事業を実際に動かしてきた実務家の知見を反映。各講座を「①一般的なプロセス → ②海外現地でのつまずき → ③その理由 → ④実務的な解決策」の型で構成し、知識の習得ではなく、日本の常識が通用しない現場で「使える判断力」を養うことに主眼を置いています。

① 市場セグメントの切り分け① 市場セグメントの切り分け
現地市場をどう区切るかを定義し、狙うべき顧客層を見極める。事業の起点となる「誰に売るか」を明確にする。

② 主要プレーヤー・チャネル構造の把握② 主要プレーヤー・チャネル構造の把握
現地の競合・流通・チャネル構造を捉え、市場の力学と自社が入り込む余地を理解する。

③ 顧客ニーズ・課題の整理③ 顧客ニーズ・課題の整理
現地顧客が本当に求めていること・困っていることを整理し、価値提案の土台をつくる。

④ 競合ポジショニング分析④ 競合ポジショニング分析
競合との位置関係を可視化し、自社が立つべきポジションと差別化の軸を見極める。

⑤ 市場規模・成長性の評価⑤ 市場規模・成長性の評価
狙う市場の規模と成長性を評価し、どこにどれだけ投資するかの判断材料をそろえる。

⑥ 顧客インタビュー・NPS調査⑥ 顧客インタビュー・NPS調査
一次情報を取りに行き、顧客の声と推奨度(NPS)から仮説を検証・修正する。

⑦ バリュープロポジション定義(前編)⑦ バリュープロポジション定義(前編)
ユースケース・提供価値候補・差別化ポイントを洗い出し、現地で届けるべき価値の仮説を組み立てる。

⑧ バリュープロポジション定義(後編)⑧ バリュープロポジション定義(後編)
価値を伝えるメッセージを設計し、現地顧客への刺さり方を仮説検証する。

⑨ ブランド戦略⑨ ブランド戦略
現地市場でどう認知され、どう選ばれるか——ブランドの立ち位置と約束を設計する。

⑩ 価格戦略(前編)⑩ 価格戦略(前編)
コスト構造・代替品・顧客の価格感度をもとに、現地で妥当な価格帯を導く。

⑪ 価格戦略(後編)⑪ 価格戦略(後編)
値引きルールや契約条件まで含め、現地で機能する価格運用を設計する。

⑫ 流通戦略(チャネル選定)⑫ 流通戦略(チャネル選定)
現地でどのチャネルを通じて届けるかを選び、到達と収益性を両立させる流通を設計する。

⑬ 需要創出(Promotion)⑬ 需要創出(Promotion)
現地顧客に届く販促・コミュニケーションを組み立て、需要を生み出す。

⑭ リードジェネレーション⑭ リードジェネレーション(見込み顧客の獲得)
見込み顧客を継続的に獲得する仕組みをつくり、商談へつなげる。

⑮ マーケティングKPI管理⑮ マーケティングKPI管理
施策の成果をKPIで可視化し、改善サイクルを回して「売れる仕組み」を強くする。

こんな活用が可能です

『海外事業❛実践❜MBA』を含む「INSIGHT ACADEMY Eラーニング」は、海外赴任者・駐在員の育成をはじめ、本社の海外事業担当者、次世代グローバル人材候補、国内社員など、海外事業に関わる幅広い人材の育成にご活用いただけます。個人の実務知識強化から、企業全体のグローバル人材の母集団形成まで、幅広い育成課題に対応します。

・海外赴任候補者の事前学習
・海外駐在員の実務知識強化
・本社の海外事業担当者のスキル強化
・次世代グローバル人材候補の育成
・国内社員の自己啓発・グローバルリテラシー向上
・グローバル人材の母集団形成・プール人材育成

『海外事業❛実践❜MBA』とは:世界の「MBA知」を、海外現地事業を動かす「実践知」へ

本シリーズは、MBAで学ぶ経営の体系を、海外事業のリアルな課題に適用して学べるオンライン講座です。現場で成果を出す真のグローバル人材の創出を目指します。

特長は次の4点です。

1. 役割拡大に対応する、経営知識・マネジメント知識・実践知を体系的に習得
2. 既存の知識を、海外事業の現場で活かせる実践知へ転換
3. 国内で培った専門性を、海外事業で通用する実践知へ拡張
4. 海外赴任候補・駐在員をはじめ、本社の海外事業人材・次世代グローバル人材の育成にも幅広く活用

海外事業実践MBAの特長