プレスリリース

2026.08.30

「海外事業❛実践❜MBA」新講座『品質保証(QA、テスト)』を公開しました ― 品質を「感覚」でなく「測定できる状態」にし、現地基準で揃える

グローバル人材育成・研修業を手掛けるインサイトアカデミー株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役:金 珍燮)は、オンライン研修サービス「INSIGHT ACADEMY Eラーニング」の新講座シリーズ『海外事業❛実践❜MBA:商品・サービス開発』(全6講座)の講座として、「品質保証(QA、テスト)」を提供開始しました。

海外向けの商品・サービス開発に関わる駐在員・経営幹部はもちろん、本社の開発・品質保証・商品企画担当者や、次世代のグローバル人材候補(プール人材)・国内社員まで、本社・現地・顧客の間で品質基準を揃え、現地環境に合わせて品質保証を運用する方法を学べる内容です。

本講座は「品質保証の基本プロセス」「海外現地ビジネスでつまずきやすいポイント」の2部構成です。プレビュー動画は、以下より無料でご覧いただけます。

▶ プレビュー動画を見る(無料)

本リリースのポイント

・海外事業に特化したEラーニング『海外事業❛実践❜MBA』の『商品・サービス開発』シリーズ(全6講座)の講座として『品質保証(QA、テスト)』を提供開始。
・QAを単なるテスト作業ではなく、「目指す品質水準の定義→検証→改善を回す」品質マネジメントの仕組みとして捉える考え方を解説。
・品質を「感覚・経験」ではなく「測定できる状態」に——不良率・クレーム率・稼働率などで定義し、本社・現地・開発で揺れる基準を共通言語と事業KPIで揃える方法を提示。
・現地の利用環境・使い方をテスト設計に組み込み、不具合管理の標準化と改善サイクルの定例化で再発を防ぐ方法を解説。

「品質保証」とは:品質を「測定できる状態」にして現地基準で揃える仕組み

品質保証(QA)は、単なるテスト作業ではなく、「目指す品質水準を定義し、それを満たしているかを検証し、問題があれば改善を回す」品質マネジメントの仕組みです。ところが海外では、利用環境や顧客ニーズが日本と異なり、日本に適合した品質が現地では必ずしも受け入れられないため、本社・現地・顧客の間で品質基準の解釈がずれ、「基準はあるのに機能しない」状態に陥りがちです。

本講座では、海外現地で日本人駐在員がつまずきやすい3つのポイントを、「つまずき→なぜ→どう乗り越えるか」の流れで解説します。

・品質基準の認識が現地チームと揃わない(同じ基準を見ても、立場によって解釈や優先順位がずれる)
・現地環境を踏まえた検証になっていない(日本の利用環境を前提にテストし、現地の使い方で不具合が出る)
・改善サイクルが回らない(不具合管理が標準化されず、対処が場当たり的で再発する)

解決の鍵は、品質基準を明文化・定量化して「測定できる状態」にし本社・現地・開発の共通言語にすること、現地の利用環境・ユーザー行動をテスト設計に組み込むこと、現地チームを品質運用に巻き込むこと、そして不具合管理を標準化し改善サイクルを定例で回すことです。

品質保証のゴールは、テストをこなすことや日本水準の品質を守ること自体ではなく、現地で「事業として安定して回る品質」を実現することにあります。利用環境も顧客ニーズも異なる海外だからこそ、品質を測定できる状態にして基準を揃え、改善を継続的に回す仕組みが、現地で選ばれ続ける商品を支えます。

コース構成

EP1. 品質保証の基本プロセス
EP2. 海外現地ビジネスでつまずきやすいポイント

「海外事業❛実践❜MBA:商品・サービス開発」シリーズとは

『商品・サービス開発』シリーズは、海外向けの商品・サービス開発に関わるすべての人——現地で開発・マーケティングを担う駐在員はもちろん、本社の開発・商品企画担当者や、将来の赴任を見据えるプール人材まで——が学べる全6講座です。

一般的なMBAの理論を土台にしつつ、海外事業を実際に動かしてきた実務家の知見を反映。各講座を「①一般的なプロセス → ②海外現地でのつまずき → ③その理由 → ④実務的な解決策」の型で構成し、知識の習得ではなく、日本の常識が通用しない現場で「使える判断力」を養うことに主眼を置いています。

① 顧客要求・要件整理① 顧客要求・要件整理
顧客の声をそのまま集めるのではなく、開発可能な要件へ翻訳する。VOC収集からニーズ整理・優先順位付け、開発・生産部門との調整、仕様変更管理までを、認識ズレや手戻りを防ぎながら進める。

② コンセプト検証② コンセプト検証
現地顧客の課題を起点にコンセプトを描き、顧客の「言葉」ではなく「行動・反応」で仮説を検証する。日本での成功前提に依存せず、現地で受け入れられる価値を見極める。

③ 製品設計③ 製品設計
現地の利用環境・規格・コスト構造に合わせて設計する。日本水準の作り込みが過剰品質・オーバースペックに転じる罠を避け、現地で選ばれる仕様に落とし込む。

④ 品質保証④ 品質保証
過剰品質と品質不足の間で、現地市場が求める品質水準を見極めて最適化する。日本の完璧主義をそのまま持ち込まず、コストとスピードのバランスを取る。

⑤ リリース・ローンチ計画⑤ リリース・ローンチ計画
チャネル・価格・訴求メッセージと合わせて、現地市場での立ち上げを設計する。現地の商習慣や競合状況を踏まえ、確実に立ち上げるためのローンチ計画を描く。

⑥ プロダクトライフサイクル管理⑥ プロダクトライフサイクル管理(PLC)
発売後の改善・追加投資・撤退判断までを、現地データに基づいて継続的に運用する。売って終わりにせず、現地市場での成長サイクルを回し続ける。

こんな活用が可能です

海外事業実践MBAの特長